「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を観る2007/08/17

ハリー・ポッターの原書も三巻目と意外と順調に読み続けています。
そして、やっと映画を観に行きました。
監督が替わったのでしょうか、映画に現代的な映像がよくでてきましたね。
テームズ川上を箒で飛んだり(ロンドン塔や議事堂がきれいです)、町中の風景とか服装にも今までとは違った感じが出ています。
ハリーの従兄弟のダドリー君なんか、いっぱしの不良風。大きくなったのね。
一作一作とどんどんと暗くなっていきます。

今回はなんと吸魂鬼がマグル(普通の人たち)の前に現れます。
可哀想にダドリー君は吸魂鬼の餌食になってしまいますが、吸魂鬼から逃れるために魔法を使ってしまったハリーは、禁止されている魔法を使ったという理由で、学校を退学にされてしまいそうになります。
何故か魔性省は、「例のあの人」が復活したと言ったハリーと校長のダンブルドアを嘘つき呼ばわりします。
その上、ドローレスというピンク好きで残忍な女性をホグワーツ高等尋問官に任命して、学校を見晴らせます。
彼女は「闇の魔術に対する防衛術」を教えることになるのですが、実技は教えず、本を読ませるだけ。
ハリーたちはこれでは駄目だと、「ダンブルドア軍団」作り、ハリーを先生に防衛術を学び始めます。
ドローレスは次々と禁止条例を発布し、学校を乗っ取っていきますが、怒った双子のウィーズリーたちが花火で暴れ回る場面など見物です。

不思議なのは魔法省に簡単に進入できたり、「例のあの人」と戦い終わったころに魔法省の人達が現れたりというところです。
なんで自分たちのお膝元で事件が起こっているのに気づかないの?という疑問も湧いてきます。

戦いの場面はすごいですよ。
ダンブルドア校長は優秀な魔法使いだということがよくわかります。

久しぶりに見たヘレナ・ボナム・カーターですが、ベラといういかれた魔女役が似合っていました。
ハリーの仲間もロンとハーマイオニーだけではなく、だんだんと増えてきています。
私のお気に入りはルーナです。
ハリーはいい子なので、人を殺すことができませんが、悪と戦い続けるうちにどうなるのか楽しみです。

これから映画の5作目が先か、私の5巻目が先か、なんとも言えませんが、おもしろいシリーズではあります。