「チャーリーとチョコレート工場」を観る2008/03/16

いつも行く映画館で観たい映画がやっていないので、アマゾンで買っておいたビデオを観ました。

ジョニーはやっぱり変でした。
 監督が、嫌~な予感がしたのですが、あの『スウィーニー・トッド』のティム・パートンですよ。
私と彼、相性悪いのよね。
奥さんのヘレナまで出てます。(映画では普通の奥さんでした)
児童書『チョコレート工場の秘密』をある程度忠実に描いているそうです。
チョコレート工場のオーナー、ウィリー・ウオンカは変な服装(シルクハット、杖、燕尾服、手袋)をした、エキセントリックな人です。
父親は歯科医で、息子に矯正器具を付け、お菓子は虫歯の素だからと絶対に食べさせません。
ハローウィンでもらったお菓子を、息子の目の前で、暖炉に投げ捨てるということまでします。
たったひとつ焼け残っていたお菓子を食べてから、ウィリーはお菓子に魅了されます。
息子がお菓子作りをしたいことを知った父親は、息子を勘当してしまいます。
そのためにウィリーは「parent」と言えません。
彼はチョコレート工場を作り、成功しますが、企業スパイにレシピを盗まれ、猜疑心に捕らわれ、人嫌いになり、チョコレート工場を封鎖してしまいます。

何年かして、またチョコレート工場が再開されます。
しかし、町の人は誰も雇われませんでした。
一体誰が働いているのか?

そんなある日、ウォンカバーを買った人の中から5人だけ、付き添い一人と一緒にチョコレート工場見学に招待するという告知があります。

チャーリーは、貧しい家の子供で、とっても家族思いの優しい少年です。
両親と4人の祖父母と一緒に、町はずれの崩れ落ちそうなボロ家でくらしています。
夕食はいつもキャベツの入ったスープ。
父親は歯磨き粉工場で働いていたのですが、合理化のために失業。
チョコレートなんて、誕生日にしか買ってもらえません。
でも、チョコレート工場には行きたい。
次々と招待される子供が決まっていきます。
最初は毎日チョコレートを食べているデブの肉屋の息子。
二番目はスポーツ好きで、勝利に妙にこだわり、ガムをかみ続ける少女。性格がメチャ悪い。
三番目はナッツ工場の社長令嬢で、なんでもかんでも欲しがり、親が与え続けるとんでもない少女。
招待チケットもチョコレートの買い占めをして手に入れます。
四番目はいつもテレビゲームをしている、ハイテクオタクの少年。
ショーティング・ゲームが好きらしい、攻撃的な奴です。
さて、五番目は…。
もちろんチャーリーです。それじゃなきゃ映画になりませんものね、笑。

チャーリーはおじいちゃんと一緒に工場見学に行きます。
5人のうち1人にはすばらしい副賞があるらしいので、みんな狙っています。
工場で働いていたのは、なんとルンパランドに住む小柄な人々、ウンパ・ルンパ。
これが笑っちゃいます。みんな同じ顔をしているのです。
彼らはしゃべらないのに、歌とダンスはするのです。
子供達が一人ずつ、馬鹿なことをするのですが、その後、ウンパ・ルンパが登場して、即興で歌を歌い、踊りを踊ります。
これが馬鹿らしくて笑っちゃいます。
お決まりのように登場すると、お、今度はどんな歌詞で、どんな踊りをするのかな…と。

話は単純。副賞はもちろんチャーリーに。
これもお決まり。いい子にしていれば、ご褒美があるよ~。
この映画、お笑い系の好きな人には向いてるかも。
私はティム・パートン映画はこれからも避けますわ。