『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』を観る2010/03/08


 もし、あなたの配偶者がアルツハイマーになったら・・・。

 グラントとフィオーナ夫婦は結婚して44年。
 二人はグラントが大学を退職してから20年あまり、カナダのオンタリオ湖畔に暮らしていました。
 二人の結婚生活は、グラントの教え子との浮気などがあり、フィオーナを悩ましたこともありましたが、今は平穏そのもの。
 ところが、何気なく洗ったフライパンをフィオーナに渡すと、彼女はそれを冷蔵庫の中にしまったのです。
 それから、次々とアルツハイマーの症状が出ます。
 ある日、クロスカントリーに行ったまま、フィオーナは暗くなっても帰って来ませんでした。
 必死でフィオーナを探すグラント。
 自分が認知症であることを知ったフィオーナは、施設に入ることにします。
 会えなくなって30日後、施設行ったグラントは、自分のことをすっかり忘れているフィオーナに会うことになります。
 もっと悪いことに、フィオーナは車椅子に乗ったオーブリーという男を甲斐甲斐しく世話しています。
 ひょっとして、フィオーナは正気で、昔、浮気をした自分を罰しているのではないのか、そう思うグラント。
 彼は、まだ妻の病気を認められないのです。

 自分のことを思い出してもらいたい、そう思い毎日施設に通うのですが、フィオーナはオーブリーの世話を止めません。
 そのうち、オーブリーは施設を出て、家に戻ってしまいます。
 オーブリーがいなくなり、そのショックでフィオーナは寝たきりの状態になってしまいます。
 グラントは妻のために、オーブリーの妻に会いにいき、オーブリーを施設に戻して欲しいと、お願いするのです。
 
 美しい妻の病気を認めようとしない夫の姿が哀れです。
 ボケた本人は何にも知らないのだから一番幸せ、ということを言う人もいますが、そうかもしれませんねぇ。
 カナダの自然がとてもきれいです。
 愛する人とどう別れるのか、考えさせられる映画でした。
 
 

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