「ボルゲーゼ美術館展」と記念コンサート2010/03/17

 
 3月14日から上野公園付近で「東京・春・音楽祭―東京のオペラの森2010」をやっています。文化会館や都美術館、西洋美術館などの施設でコンサートを行うのです。
 「ボルゲーゼ美術館展」に行こうと思っていたし、休みもとれそうなので、美術館のコンサートってどんなものなのかしらと思ってチケットを買いました。


     ミュージアム・コンサート
 「ボルゲーゼ美術館展」記念コンサートvol.1
    「15世紀・ルネサンスの輝き」

3月16日(火) 14時 東京都美術館講堂

チェンバロ:中野振一郎

イタリア・ルネサンス黄金期のチェンバロ音楽
作者不詳:小鳥、美しい小鳥 ト調
作者不詳:パッサメッゾ ハ調
作者不詳:愛しい女(ひと)が死んでから ト調
作者不詳:王のサルタレッロ ト調
作者不詳:エルコレ(ヘラクレス)の力 ト調
M.A.カヴァッツォーニ:もう後悔しない 二調
作者不詳:この谷間にはない ハ調
G.カヴァッツォーニ:「あの人は美男でお人好し」による
           カンツォン ト調

 東京都美術館の講堂は小さく、どこに座っても音がよく聞こえます。しかし、椅子のスプリングが悪く、腰の悪い私には辛かったです。
 コンサートで使われた楽器はチェンバロ族の楽器「ヴァージナル」。フェルメールの絵によく描かれている楽器です。

 
 二人の前にある四角いピアノと似ているものがヴァージナルです。
 演奏者の中野さんは関西出身らしく、関西弁でおもしろいことをいうおじさんでした。
 演奏された曲はチェンバロのための楽曲として、最古の部類に入るそうで、作者不詳が多かったです。
 私はチェンバロの音が好きなので、とっても耳に心地よく、15日にバレエで遅く帰り、あまり寝ていなかったので、得意の(?)ウトウトに突入しそうになりました。
 残念なことに曲がとても短かったので、このコンサートは45分ぐらいで終わってしまいました。
 昨日、今日、明日と3日間行われていますので、明日昼に時間があったらチェンバロを聴きにいくのもいいかもしれません。入場料はたったの千円です。

 さて、「ボルゲーゼ美術館展」。
 ボルゲーゼ枢機卿はお金持ちだったのね、ということがよくわかりました(笑)。これでもかというように、邸宅の図やら肖像画やらがありましたもの。
 所蔵されていた絵はあまり私の好みではありませんでした。
 ラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》は、いい絵でした。正面からじっくりと見たかったのですが、この絵の前に居座り、動こうとしない女性がいて、ちょっと迷惑でした。他の人にも見せてあげましょうね。


 カラヴァッジョの描くヨハネはなんか俗っぽくて、個人的には好きにはなれませんね。
 一番好きなのは、弟子が模写したというレオナルド・ダ・ヴィンチの《レダ》です。模写でもいいのですから、本物だったらどれほどいいんでしょうね。残されていないことが残念です。


 帰りに国立博物館の方に行ったのですが、長蛇の列が・・・。等伯展の人でしょうね。同僚が日曜日に行ったら40分待ちだったとか。行こう行こうと思っていて、なかなか行けなかったのが悔やまれます。