雪の軽井沢2010/03/29


 「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」でゆっくりランチをしていると、宿のチェックイン時間を過ぎてしまいました。
 車を運転している相棒は、早く宿に入って、ゆっくりしたいようです。石の教会が宿のすぐ側にあるようなので、そこだけ行くことにしたのですが、道が一方通行で、どう入ったらいいのかわかりません。
 諦めて、宿の駐車場に入りました。
 「星のや」はよくマスコミで取り上げられていますから、知っている人が多いと思います。私が見た番組では、京都に新しく作った「星のや 京都」の開館前後を扱っていました。今後も山梨や竹富島などにも宿を作るようです。
 「星のや 軽井沢」は「谷の集落」とうたっているように、人工的に作った村落風の宿です。真ん中に水辺があり、その畔に部屋が点在しています。

 
 
 一旦、車を駐車すると、その後は宿の車で運んでくれます。
 駐車場にあるレセプションでは、中に入った時に、地元の人が作ったという楽器(鈴やら鐘、銅鑼、リンの大きいものなどを組み合わせたもの)を弾いて歓迎してくれました。ようするに、環境音楽ですね。(星のやHPのバックグランドミュージックで流れています)
 麹を使ったウエルカムドリンクを頂いてから、やっとお部屋に連れて行ってくれました。
 入ると左に寝るところがあり、右にテーブルがあり、ゆったりと座れるようになっています。
 
 
 部屋を二つに区切って、間についたてのようなものがあり、その影になるように布団があります。


 テレビはなく、CDプレーヤーと電気ポットが置いてあります。部屋のお風呂は温泉ではありません。温泉に入りたかったら、トンボの湯かメディテーションバスに行きます。
 部屋着があり、作務衣のようなものか浴衣を着ます。これでほぼ施設のどこにでも行けます。
 結構チェックの厳しい相棒がなにやら言っています。彼は私以上に細かくて、色々と変なものを見つけるんです。困ったもんです。
 彼曰く。「便座が汚れていたから、拭いてみたら汚れがとれた」。
 お部屋も、アメニティも普通の宿と変りありません。大きな手鏡が置いてあったので、気が利くわねと見てみると・・・。手垢がついていて、汚~い。
 まあ、こういう細かいところまで、掃除の手は入らないですよね。(手を入れて欲しいけれど。)
 相棒がお風呂を入れています。温泉には行かないようです。蓬が置いてあり、それを湯船にいれるようです。
 そして、お風呂から出ると・・・また一言。
 「タオルが薄い。(水を吸わない)ホテルでは考えられないことだ。それに(一人)一枚しかない」
 笑うしかありません。どうしてこうも、色々と粗探しをするのでしょうね。
 でも、お値段を考えると、シビアになります。ホテルよりも倍以上も高いんですよ。今回は我々の結婚○周年記念+αで泊まりに来たのですが・・・。
 夕食の予約時間は遅くにしか取れませんでした。実はインターネットで宿泊予約したのですが、その時、食事時間も予約できるようなので、しようとしたら、エラーになってしまいました。送れたのかどうかわかりませんでした。でも、送れていなかったら宿から連絡があると思ってそのままにしておきました。残念ながら連絡がありませんでした。(他の宿はちゃんと連絡をくれていました)
 食事まで時間があるので、メディテーションバスに行ってみました。

 
 メディテーションバス(「瞑想の湯」です)の入り口です。左側が男湯で右側に入ったところに女湯の入り口があります。
 玄関を入って歩いていくと、ピラミッドがありました。男湯にはないそうです。
 
 
 お風呂は、打たせ湯のあるところ、天上の広いところ、そして真っ暗な穴倉のようなところを通っていくところと三箇所あります。
 瞑想ができたかどうかは・・・?
 次の日の朝、もう一度入りに行きました。お風呂に入ると、小さな男の子を連れた母親がいました。子供を嫌うわけではないのですが、こういうところにどうでしょう。静かに入っていればいいのですが、騒がれたら、瞑想も何もありません。この親子はすぐに出て行ってくれたので、よかったのですが。
 もっとオトナがゆっくりできる宿があってもいいと思います。
 関係ないのですが、日本は不況だといっていますが、50~60代のシニア世代より、20~30代ぐらいの家族連れや20代の若者がいて、どこが不況?と思ってしまいました。私が20代の時になんか、こんな宿に泊まりに行けなかったし、行こうとも思いませんでした。時代が違うんですねぇ。
 夕食は日本料理の「嘉助」でいただきました。食事が終わると、10時過ぎ。何もする暇もありませんわ。
 「嘉助」がある集いの館にはフロントとライブラリーがあります。ライブラリーには本やCDが置いてあり、いつでも借りれます。


 翌朝、ゆっくりと起きて、また「嘉助」まで食事に行きました。夕食はこれといってインパクトがなかったのですが、朝食は焼きたての魚が出てきて、よかったです。
 懐石料理のような一品一品がゆっくりと出てくる形式が好きではない人には「嘉助」の夕食は勧めません。朝食はいいかもしれません。
 もう一度この宿を利用するかと聞かれると、残念ですが・・・。
 このような宿では伊豆の「arcana izu(アルカナイズ)」が良かったです。でも食事がよくなかったのが難点。朝食のパンがまずかったけれど、今はよくなったかしら・・・。
 宿をチェックアウトして、近くにあるハルニレテラスに行ってみました。ここも星野やグループが経営しているそうです。コーヒーを買ったところで、雪が降ってきたので急ぐことにしました。
 この頃、旅行に行くと雪が降ります。
 是非見たかったのは「石の教会」です。この日も結婚式が行われるそうで、急かされながらの見学になりました。
 
 
 石と緑、光が上手く組み合わされた、美しい教会です。教会内は撮影ができませんので、HPで見てみてください。
 この後、霧と雪が・・・。
 相棒は運転が怖いと言っています。
 でも、せっかく軽井沢に来たのだから(?)、プリンスショッピングプラザに行ってみようということになり、行ってみました。しかし、雪が降り続き、視界が悪く、どこに何があるのか全くわかりません。人がとっても多いのですが、みんな長野県人ですか。寒さが身にしみます。北海道では感じなかったのに、何故信州の寒さは身にしみるのでしょうか?思うに湿気のせいかもしれません。
 何も買わずに、車にもどり、路面が凍りつく前に山を降りることにしました。
 無事、地上に降り、相棒が言った言葉は、「そういえば、入間に三井のアウトレットがある。行ってみようか」
 彼には買いたいものがあるようです。
 車の進路を入間にし、走り始めると、渋滞にはまりました。事故があったそうです。ナビの予定では5時前につけるはずだったのに、気づくと6時。
 二人とも、靴を買って帰りました。
 のんびりするつもりが、雪のせいで大幅に予定が狂いました。
 同じ雪国といっても、北海道と信州は違いますね。私には北海道が体質的に合っているようです。
 軽井沢のいいところは見られなかったので、今度は天気のいい時に行きたいと思いました。
 「次は絶対に美味しいパンとジャムを買うぞ!」と叫ぶと、相棒に笑われてしまいました。あくまでも食い意地のはっている私です。