鍵がない・・・!!2010/04/01

 
 今日から新しい職場に出勤です。
 知り合いが3人もいて、前の職場の話で盛り上がってしまいました。
 その中で、一人、うつ病で三年間も休職をしていた人がいました。昔の彼女は結構強気の人で、私は苦手でした。
 無理をしすぎると、精神的に参る場合と、身体に出る場合と色々とあるんですね。
 のんびり、楽しく、無理せず、ストレスを溜めずに仕事はできないものでしょうか。
 今年度は目のために、働き方を変えようと思っています。
 しかし、初出勤一日目にして・・・。
 マンションの玄関に入ろうとして気づくと、鍵がない!
 いつもは持たないバッグを今日は持っていきました。今までのバッグなら真ん中のチャックのあるポケットに鍵を入れるのですが、今日はバッグが違ったため、チャックのポケットがなくて、そのままバッグの中に入れておきました。
 どうも職場で財布やら手帳やら出し入れしている間に落ちたらしいです。 
 7時ごろ帰ったのに、家に入れず、コーヒー屋で夫が帰るまで待ちました。
 夫が戻ったのが10時。
 疲れました。


後日談:駅で聞いても鍵が見つからず、鍵を変えなくては・・・と思     
    っていたら、夫が当日どのバッグを持っていったのかと聞い  
    てきました。
    そのバッグを夫が見ると、小さなチャックのあるポケット  
    に、なくなったはずの鍵が入っていたのです。
    落とさないように、入れたようです。

『小さな命が叫ぶとき』を読む2010/04/02


 ハリソン・フォードが映画にし、今夏スクリーンに登場するそうです。
 難病物で、後記に書いてあるような話です。

 「これはまさにアメリカの物語です。希望と、意志の力と、お金の賜物に他なりません。ハッピー・エンドになるのだと信じているからこそ成し遂げられたことです」


 三人の子供のうち下の二人がポンペ病という、治療法も薬もない病にかかった家族の物語です。
 ポンペ病は筋力が徐々に弱くなり、歩けなくなり、顔の表情もなくなり、食べられなくなり、呼吸もできなくなり・・・やがて死んでいくという病です。遺伝子異常で、グリコーゲンを分解する酵素が不完全だったり、全く存在しなかったりすると引き起こされるそうです。
 アメリカに住んでいるジョン・クラウリーはポンペ病の子供のために、コンサルティング会社を辞め、ポンペ病の財団を設立し、新薬を開発するための会社を作り、薬を開発し、自分の子をその薬の臨床試験の対象になるようにと頑張ります。
 しかし、臨床試験の対象は1歳以下の子供に限られており、彼の子供は大きいため、治療対象にはなれません。
 ジョンと妻アイリーンの苦悩は計り知れません。
 ジョンという人は努力家で、アメリカン・ドリームの体現者というにふさわしい人です。彼のようなバイタリティー溢れる人がいたからこそ、彼の子供たちは病気ながら、恵まれた暮らしが維持できています。
 普通の家族なら、どれほどのことを子供にしてあげられるのかしらと、思ってしまいました。
 もし、日本なら、どういう暮らしになるのでしょう?
 子供手当や高校無償化もいいけれど、切実に助けの必要な人たちのために税金を使って欲しいなと思いました。

K.アルヴテーゲン 『裏切り』2010/04/03


 『』に引き続き、アルヴテーゲンを読んでみました。
 映画『トーク・トゥー・ハー』を彷彿させるミステリーです。


 ヨーナスという若者は、植物人間になってしまったアンナを献身的に介護していました。
 マネージメントコンサルタントをしているエーヴァはジャーナリストの夫とアクセルという息子と暮らしていました。
 しかし、ある日、何気ない夫の言葉から夫の裏切りを知ります。
 絶望したエーヴァは町で会ったヨーナスと関係を持ってしまいます。
 エーヴァはヨーナスのことは一時と思い忘れ、夫の愛人への復讐を計画するのですが・・・。

 エーヴァとヘンリック夫婦ってあまり人間的深みがないように思いました。そこがちょっと残念です。 
 とかくに最後が怖いです。
 福祉国家と言われる北欧で、人々は幸せかというと、自殺が多いと報道されているように、そうでもないようです。
 私はミステリーは社会の反映だと思って読んでいますが、アメリカやイギリスとは違った面のある北欧もおもしろそうです。
  
 

谷中墓地の桜2010/04/04


 テレビでは上野公園の桜が満開と言っていました。でも上野公園は人通りが多そうなので、例年のように谷中墓地に行ってみました。
 


 花は八分咲き。八重桜がきれいです。


 下の写真は谷中墓地ではなくて、イナムラショウゾウの店の右横の道を歩いていくと咲いている枝垂桜です。
 枝垂れ桜は、ここのお寺と日暮里駅南口を右に行くとある羽二重団子屋の近くの善性寺のがきれいです。
 残念ながら、善性寺の桜は三分しか咲いていませんでした。(遠くから見たので、ひょっとしてもう散っていた?)


 谷中墓地には意外と人がいません。

 
 今年はこんなところでお花見!と思う場所で花見をしている人たちが多いです。
 谷中墓地には桜並木が2つありますが、片方は道が広いので、毎年ござを敷いて花見をしています。もう一方は道幅が狭いので、歩いて見る人だけだったのです。今年は狭い道にもござがあります。
 一組がやり始めると、私もという人が増えそうですね。
 お寺の枝垂れ桜を撮りましたが、ピントが後になってしまいました。一眼レフカメラが欲しいですわ。(カメラというより、私の腕のせいですか・・・)



 夜は元同僚との飲み会でした。
 御徒町に行ったのですが、人が多く、お花見の影響でしょうか。
 待ち合わせの店の名前が変っていました。場所を間違えたのかと、3回も駅との間を往復してしまいました。
 同僚に電話をかけても通じないので、お店の人に尋ねると、名前が変ったそう。予約は生きていました。
 おもしろいのは、私の前に来ていたO型二人は変だと思わずに、店に入っていったそうです。席につき、お箸の袋を見て、「アレ、名前が違う」と思ったのだとか。
 O型のそういうところが好きです。
 オーナーが変ると、すっかりお店の雰囲気も変わりました。
 前は清潔だったのに薄汚れた感じになり、オーダーにはなかなか来ないし、料理も美味しくなくなり、最後のとどめとして、お勘定が間違っていたりしました。
 贔屓にしていたのに。
 次回は違うお店にすることになりました。残念です。
 飲みながら、私が谷中墓地で花見をしたというと、O型おじさんは
「え!耳が変になったのかな?谷中墓地で花火?」などとボケていました。いくらなんでも、今頃花火なんかしないですよね。
 お花をいただきました。黄色い花が目立ち、元気のでそうな花束です。

 
 次回会うのは夏かな?

『氷姫』――スウェーデン・ミステリー2010/04/06


 日曜日に日暮里から上野に行く間に撮った桜です。もっと背景がボケて欲しかった・・・。



 さて、スウェーデン・ミステリーの『氷姫』。ちょっと題名がダサいですね。
 スウェーデンというと、イケアなどの白木の家具が有名で、なんとなく明るいイメージですが、本を読んでみると、港町独特の暗く狭い人間社会が出てきます。

 両親の急死のため、故郷の小さな港町、フィエルバッカに戻り、後片付けをしていたエリカは、偶然、子供時代に仲良しだったアレクサンドラ・ヴィークネルの死体を見つけます。
 アレクサンドラは浴室で血の海に浸かっていました。
 あんなに仲がよかったのに、アレクサンドラは何も言わずにエリカの前からいなくなってしまっていたのでした。
 彼女は誰でも羨む美人で、ギャラリーを経営し、夫は資産家という裕福な生活をしていました。
 一方、エリカは今だ未婚で、女流作家の伝記本を書く作家です。アレクサンドラの死にかかわったことから、彼女のことを本にしたいと思い始めます。
 最初は自殺かと思われていたのですが、アレクサンドラは殺されたことがわかり、事件を担当したのが、エリカの幼馴染でターヌムスヘーデ警察署刑事のパトリックでした。
 エリカとパトリックは一緒に協力してアレクサンドラの事件を解決しあうことにより、いつしか愛し合うことになります。
 アレクサンドラの過去には一体どんなことがあったのでしょうか。

 どんな国にも、小さな地方都市では同じような雰囲気があるんですねぇ。
 町の人々はお互いに知り合いで、他の家庭のことは詳しく知っていて、自分の子供に起こったことは他人から隠そうとし、そのことが不幸を招くんです。
 DV夫が出てきたりして、スウェーデンであれ、どこであれ、同じような問題があるんですねぇ。
 不思議な魅力のある本です。次回作が楽しみです。