辛酸なめ子 『開運するならなんだってします!」2011/06/04



たまに小説以外の軽いものを読みたくなります。
今回は辛酸なめ子さんのエッセイです。彼女の名前、変わってるな~、ぐらいにしか思っていなかったのですが、実は過去にいいことがない人生だったので、つけたらしいです。そういわれて、顔を見ると、幸薄そうな感じもします(失礼しました)。
実際にこの本に書いてあるようなことをしているとしたら、だから幸薄いのよ、と思ったりしました(ゴメンネ)。
人間そんなに幸せな人っていないと思います。普通に生活していれば、嫌なことがいっぱいあります。当たり前でしょう。学校ではみんな同じような行動を強制され、素直に返事しなければ怒られるし、家庭では言うまでもないし・・・。
他人がいればエゴのぶつかり合い。それをどうやってかわしていき、気にしないようにするかが問題なのだと、この頃つくづく思います。

ようするにどんな時にも幸せを感じる能力(?)があれば、傍から見てどんなに不幸に見えても、その人は幸せなのです。

彼女のように開運するためにと、色々なことをしていったら、最後はどうなるのでしょうか?
果てしなくつきつめていき、お金はなくなり、幸せはどんどん遠くに行ってしまう気もします。

彼女のしたこと。
ピラミッドパワー、オーラヒーリング、手相、ダウジング、癒しフェア、開運料理、赤パン、坊主バー、伊勢神宮、七福神などなど。詳しく知りたい方は本を読んでみてください。

伊勢神宮参りは私もしていますので、何もいいませんが、他のことでなめ子さん、結構お金使ってます。
ちょっと気になったのが、「クオンタム・カウンセリング」。「生体微弱エネルギー測定修正」というそうで、NASAの科学者が開発したそう。
アレ、なんか聞いたことあるような。
そう、ホメオパシーに行っていた時、NASAの人が開発したという機械を使いました。もしかして同じものかしら?私は機械がなんと言うか、毎回楽しみにしていました。
「クオンタム」は手の電気的な情報を測るようで、ホメオパシーの時は頭に測定器をつけたので、違うものかしら?
でも、同じ人が開発したように思います。調べてみますわ。
(調べてみると、どうも同じもののようです。いい商売してますね)

まあ、私のやる開運はお花を見て喜び、美味しいものを食べて楽しみ、いい本を読んで感動し、旅をして「たそがれ」ることですわ。

夏にどこに行こうかしら?