加門七海 『心霊づきあい―11人の作法』2011/07/16



心霊・オカルト・怪談に興味があり、『うわさの神仏』を書いた加門さんが、マスコミなどで活躍している方々に「心霊との付き合い方」をインタビューしたというのが本書です。
前に『うわさの人物―心霊と生きる人々』というプロの見える方々にインタビューしていたのを読んだことがあります。(このブログには書くの忘れたみたい)

この本を読んでわかったのですが、加門さんも見える人だったんですね。だから興味があるのかと納得しました。

もしもフィクション作家がお化けに出会ったら』の工藤美代子さんもインタビューされていました。やっぱりお化け好きは色々と繋がっているんですね。
見える人同士は会うと同じ人種というのがわかるのでしょうか。

11人の人のそれぞれの付き合い方があるのですが、結論を書いちゃうと、霊と会ったら無視する、放っておくというのがいいようです。
それでも因縁をつけてくる性格の悪い霊(例にも性格があるんですね)には加門さんは怒鳴りつけるそうです(笑)。柏手もいいようです。馬鹿話やお笑い話、下ネタに弱い(笑)らしいので、夜中に墓地を歩くようなことがあったら、下ネタ話しながら歩きましょう。
ようするに楽しく人生を送っていれば、霊の方が来てくれないようですよ。
それでも見える人は、何かそういうものを見る運命だと諦めて、霊とあっさりした付き合いをするといいでしょう。頑張って下さい。

見えない私にはホント、不思議な世界です。
お願いですから、これからも見えないままでいさせてください。(誰にお願いしているのかしらね?)