4つの漫画シリーズ2011/07/20



「SWAN MAGAZINE」って漫画家の有吉京子さんが作っている雑誌だと思っていたのですが、どうなんでしょう?
この雑誌はバレエについての情報が載っているのでいいのですが、私が買うのはバレエ漫画の「SWAN[モスクワ編]」が掲載されているからです。年に四回発売されています。
夏号の表紙は『ドン・キホーテ』。女性が主人公の真澄で男性がパートナーのレオン。この2人は後に結婚して、まいあという子供をもうけます。まいあを主人公にした漫画『Maia まいあ』はモスクワ編の前に掲載されていました。
モスクワ編は、真澄とレオンがパートナーになる前の話です。15歳からの真澄が成長する様子は『SWAN―白鳥』に描かれていますので、そちらを読んでからモスクワ編を読むのをお勧めします。


『百鬼夜行抄』は不思議な世界が描かれています。今の時代に物の怪などいるのかしらと思いますが、いるところにはいるようです。
主人公は飯嶋律という17歳の高校生。彼の祖父は律が5歳の時に亡くなっているのですが、小説家なのに独学で怪しげな法術を身につけ、妖魔を繰ったという人です。孫の身を守るために青嵐という妖怪を律につけたため、律のお父さんが大変なことになっています。
物の怪の好きな人(ってわけではないですが)、お勧めです。


2011年度小学館漫画賞(少女部門)受賞作品です。
男女逆転の大奥ですから、将軍は女性、大奥にいるのは男性です。
七巻目では、歌舞伎役者に入れあげる大奥の面々の様子が描かれており、有名な江島生島事件が起こります。
時は吉宗の世となり、八巻に続きます。


マジックで人を幸せにすることだけを考えている長見良なのに、世間は彼を競わせようとします。そこで良はテレビ番組をすっぽかし、病気の子供のためにマジックをしに病院に行きます。
彼のタレント生命は終わりかと思われたのですが・・・。

純粋な良君がマジックの高みのどこまで行けるのか、毎回楽しみにしています。
「できるだけ好きなこと続けよう。なっ!」と言う良君だけは好きなこと続けて欲しいですわ。