ハッピー・ニュー・ワンワン2013/01/01



今年も最初から親ばかです。

犬の相手をしながら年が明けてしまいました。
わんこの良い所は、私たちがどんなに遅く起きても吠えたりせずに静かにしていることです。
昨夜は夫の実家に行くため、早くにご飯を食べさせお留守番をさせました。
11時頃戻ってきたのですが、昼間十分遊んでいたためか怒っていませんでした。やれやれ。


夫が抱くと、すぐに噛みます。甘えているのでしょう。


久しぶりに振り返る顔が撮れました。


顔がボサボサです。


成長を見守って下さい。

今年の家の御節です。デパートではなくオイシックスで頼んでみました。
夫は味付けが好きだそうです。


もうひとつ、美味しいものがありました。
豆乳ドーナツで有名な「はらドーナッツ」から発売されている「豆乳ケーキはらロール」です。


かわいい箱です。
私としてはイチゴロールが甘酸っぱくて美味しかったです。


今年は美味しいものをたくさん食べ、美しいものをたくさん見て、のんびり楽しく過ごすことを目標にしていきます。
本はミステリー以外に江戸物が気に入っていますので、明日から紹介していきますね。

では、今年もよろしくお願いいたします。

お正月の一日2013/01/02

ゆっくりと寝正月を楽しんでいます。
犬は早起きだという話だったのですが、どうもうちの犬は飼い主の生活に合わせるようです。
散歩は12時過ぎ。
相変わらずグイグイリードを引いていきます。
一体いつになったらまともな散歩ができるのやら。やれやれ。


今日は小枝をくわえて散歩をしていました。
葉っぱや煙草の吸殻などを口にくわえるのには何か意味があるのでしょうか?
小枝は大きいので食べる心配がないのでくわえさせておきました。


家に帰るとスリッパで遊びます。
かじっている時に身体を伸ばします。この時の足がかわいいんです。


見てください。両足そろえて体を伸ばしています。


ガッシリしてきた身体です。
今は60㎝もある檻からジャンプすると頭が出るようになりました。


セクシー(うそ)なお尻です。

神社に行く途中の石屋さんに風神雷神がいました。


よくよく見ると、なんか変。


アレ、メガネをかけている!
石屋さんのユーモアセンスがナイスですね。

我が家は福袋はあまり買いません。唯一買うのは食器の福袋です。
普段使いにしているビレロイ&ボッホの一万円の福袋を昨年に引き続き買ってみました。
ここのニューコテージ・シリーズが好きで、日常的に使用しています。


こんな大きな袋に入っています。


二人分のコーヒーカップと皿、カトラリー、コップと大きなボウルが入っていて、とってもお得です。
意外と食器を割る方なので、普段使いの食器はいくらあってもいいぐらいです。
しいていうとコーヒーカップはたくさんあるので、いらなかったかな。
取り皿ぐらいの中ぐらいのお皿が欲しかったです。(よく割るんです)

のんびりしたお正月も後一日。
もっと休みが欲しいと思うこの頃です。

犬との一日2013/01/03

またまた犬の話題で失礼します。
ベストショット(かな?)を撮ったので載せたいだけなのです。
本の話題は明日からという事で・・・。

久しぶりに夫が一日家にいるので、わんこは夫が気になってしょうがない様子です。
私の膝にいても夫の方を見てばかりいます。
夫は甘やかして、おやつのボーロをあげてばかりいます。


ボーロを見てお座りしています。


「ちょうだい」


「ちょうだいよぉ~」
真剣な表情です。
唯一、まともな写真が撮れるのが、おやつやご飯を待っている時だけ。


このおやつを見つめる表情がいいです。


横顔はデコで、頭の形が悪いです。


明日からのお留守番、ちゃんとやろうね。


「そんなことしらんワン」

寝姿2013/01/04

もう犬の写真は止めようと思っていましたが、ずっと一緒だと今までに見たことのない姿を見せてくれます。
夜中はハウスの中に入りますが、私たちが起きていると外に置いてあるベッドで寝ています。
普通に寝ていると・・・。




こういう感じです。
ところが、ふと目をやると・・・。


Oh! 大股開きです。


カメラのシャッターの音で起きるはずなのに、なかなか起きません。


そろそろ起きそうです。


大あくびです。


お留守番の時にずっと寝ているのでしょうが、私たちが家にいると眠れないので、こういう姿を見ることができたのでしょうね。

変な姿ばかり載せているので、かわいい姿も載せましょう。


眠そうな目です。


もう駄目・・・。


「おやすみなさい」

今井絵美子 『さくら舞う』2013/01/05



テレビドラマになった「みをつくし料理帖」と同じハルキ文庫から出ているのが、このシリーズです。
「みをつくし」の澪は料理人を目指す若い女性ですが、おりきは品川宿門前町にある立場茶屋の二代目で、「情に厚く鉄火肌の美人女将」。
実はおりきは元武家で、立木雪乃という名でした。
父親の立木青雲斎は西国の小藩で五十石を賜り、新起倒流立木道場を創始した武道家でした。
跡目のことで色々とあり(その辺は本で)、雪乃は全てを捨ててあてもなく逃げ、品川宿までたどり着き、浜辺で死のうとしたとき、声をかけたのが立場茶屋先代のおりきでした。
雪乃はおりきに助けられ、立場茶屋で働くうちに認められ、二代目おりきを継ぐこととなったのです。

立場茶屋とは「五街道やその脇街道に設けられた」茶屋のようです。
おりきの茶屋は特別で、茶屋だけではなく宿泊施設もあります。
一見さんお断りで、腕のいい板前がいるので美味しい食事があり、おりきのアイデアで季節季節の趣向があり、なかなか評判の宿のようです。
お月見の頃の様子が出てきて、一度でいいから泊まりたいと思いました。

「みをつくし」は澪に次々と災いがやってきますが、このシリーズはおりきと縁を持つ者たちの災いを彼女がどう解決していくかがメインの話です。
「仏性」という言葉が何回も出てきますが、それがぴったりのおりきです。

江戸物を読むとおもしろいのが表現です。
例えば、「金壺眼」、「結構人」、「一刻者」とか、「おぼおぼしい笑い」、「競い肌」、「尻に目薬」、「女に負けて七ふぐり」などなど。
意味が全部わかったら、江戸物の権威(おおげさですね。物知りぐらいかな)です。


止めようとは思ったのですが、またまた犬の話題を。


ただ餌を食べているだけだと思わないでください。
右足が上がっています。
どうしてでしょうね。

では、片足立ちの変顔を。


「失礼な。僕はこんな変な顔じゃないやい」

和田はつ子 『雛の鮨』2013/01/06

あの・・・、私、別にハルキ文庫の回し者じゃござんせん。
実は、このシリーズもハルキ文庫なんです。


主人公は元侍で今は料理人であるけれど、闇の仕事を請け負う隠れ者でもある季蔵です。

季蔵は許嫁を奪われ出奔し困っているところを、日本橋にある料理屋「塩梅屋」の先代に拾われ、料理人の修業を積みました。
先代が亡くなったため、先代の愛娘のおき玖と下働きの三吉と三人で「塩梅屋」を切り盛りしています。
季節ごとに、頼まれた相手によっても先代の覚書を参考に献立を考えるという季蔵の料理の腕には脱帽です。
意外と江戸時代には美味しいものがあったんですね。

季蔵が先代から継いだのは料理屋だけではありません。
先代の長次郎は北町奉行所の烏谷椋十郎の下で、「江戸の闇深くに潜む悪を見つけ出し、時には成敗する」という隠れ物だったのです。
季蔵の人となりを知っている烏谷は、強引に季蔵にこのお役目を引き継がせました。
流石元武士だけあって物おじせずに悪に立ち向かいます。
格好いいぜ、季蔵。
彼を巡る女性たちもいて、ひょとしてこれもドラマ化か?
(この頃本からのドラマ化が多くないですか?「みをつくし料理帖」シリーズもドラマになったらしいですが、見た方、どうでした?)

こういうシリーズ物はついつい続けて読んでしまいます。
「立場茶屋おりき」シリーズと同じように毎月新刊がでるようです。
今月も買ってしまいそうです。


犬の話題もそろそろ終わりになります。(たぶん・・・)
本格的に仕事が始まると、なかなか写真は撮れません。
小さな時に、もっと写真を撮っておけばよかったと後悔しています。

犬用の福袋を見つけました。
おやつがいっぱい入っています。並べてみると、わんこがクンクン匂いをかぎにやってきました。


今あるおやつがなくなってからあげるからね。
「今、食べたいなぁ~」

そういえばわんこに2通、年賀はがきが来ていました。
犬にも年賀はがきなんて、すごいですね。

おもちゃと遊んでいる時に鞠みたいに丸まっているのがおもしろいです。



明日から金曜日までのお留守番、大丈夫かしら。
心配です。


「僕も」

「ブベニチェク・ニューイヤーガラ~カノン~」@オーチャードホール2013/01/07

年明け、初めてのバレエです。
私は知らなかったのですが、この公演のダンサーで振付している人と音楽・衣装などを作っている人の「ブベニチェク」とは一卵性双生児の二人だったのですねぇ。
「ドリアン・グレイの肖像」で似ている人をキャストにしたなぁと思って調べてみてわかりました。
普通、公演に行く前にわかってますよね。
実は「カノン」が大好きな曲だったので、ダンサーよりもどう振付がされているのか見たかったのです。


1月6日(日)15時開演


「トッカータ」(日本初演)
振付:イリ・ブベニチェク
音楽: O.ブベニチェク
出演:ドロテ・ジルベール、カテリーナ・マルコフスカヤ、
   アンナ・メルクロヴァ、エルヴェ・モロー、ヨン・ヴァイエホ、
   クラウディオ・カンジアロッシ、マイケル・タッカー

NYCBのために振付けられたという作品ですが、私にはあまりよさがわかりませんでした。音楽が好みではなかったというだけなのですが・・・。

「ドリアン・グレイの肖像」(日本初演)
振付:イリ・ブベニチェク
音楽: K.ジャレット、B.モレッティ
ドリアン・グレイ:オットー・ブベニチェク
画家バジル・ホールウッド:イリ・ブベニチェク
ヘンリー・ウォットン卿:イリ・ブベニチェク
ドリアン・グレイの肖像:イリ・ブベニチェク
シビル・ヴェイン:ラケル・マルティネス

「ドリアン・グレイの肖像」はオスカー・ワイルドの作品で、とても好きな話です。映画や舞台になっているし、バレエでも演出しやすい作品だと思っていました。
グレイの肉体と魂と分裂していく苦悩がよく描かれていたと思います。


「牧神」(日本初演)
振付:イリ・ブベニチェク
音楽: F.プーランク、C.ドビュッシー
出演:ラファエル・クム=マルケ、ヨン・ヴァイエホ、
   クラウディオ・カンジアロッシ、マキシミリアン・ゲノフ、
   ファビアン・ボランジェ、マイケル・タッカー、
   ジャン・オラティンスキー、フランチェスコ・ピオ・リッチ

この牧神はびっくり。
真面目な雰囲気の牧師が・・・。(ネタバレになるので書きません)
あ、と言わせてくれます。

「プレリュードとフーガ」(世界初演)
振付:イリ・ブベニチェク
音楽:D.ショスタコーヴィチ
出演:ドロテ・ジルベール、エルヴェ・モロー

ピアノの伴奏に合わせて二人が踊ります。
エルヴェ・モローは人気のあるダンサーなのですか。
上半身が硬いような感じです。背が高くスタイルがいいのですが、ちょっと残念でした。

「Le Souffle de l'Esprit ー魂のため息ー」
振付:イリ・ブベニチェク
音楽: J.パッヘルベル、J.S.バッハ、R.ホフステッター、O.ブベニチェク

男性ソロ:イリ・ブベニチェク、オットー・ブベニチェク、ヨン・ヴァイエホ
女性ソロ:ラケル・マルティネス、ドゥオシー・ジュウ
     カテリーナ・マルコフスカヤ、アンナ・メルクロヴァ、
     クラウディオ・カンジアロッシ、マキシミリアン・ゲノフ、
     フランチェスコ・ピオ・リッチ、マイケル・タッカー

この作品はすばらしかったです。
やはり、最後の「カノン」が圧巻でした。
男女二人や男性三人が踊っているのを見ていると、この作品は生の謳歌を詠っているのだと思いました。

いつものバレエの公演に比べると年齢層が高かったようです。場所柄でしょうか。
オーチャードホールにはリニューアルしてから初めて訪れましたが、あまり変わっていませんでした。
意外と舞台が見やすくなっていたようですが、座席のおかげでしょうかね。
最後の作品だけでも価値のある公演でした。

トリミングの後、大暴れ2013/01/08

週末に我が家の犬をトリミングに行かせました。
トリマーさんが家まで迎えに来てくれます。
トリミングの後は疲れるので、散歩はしないで連れて行ってもらいました。
だいたい三時間ぐらいかかるので、買い物をして、いつもより遅くなりました。
トリマーさんに電話をして連れてきてもらいました。
トリミングも四回目ですので、もう慣れたと思っていました。
ところが、帰ってきてトリマーさんと話していると、いつもは大人しく抱かれているのですが、しばらくたつと手を噛もうとしたりして大人しくしていません。

トリマーさんと、散歩途中で会ったことがあります。
その時のことを「すごい勢いで引っ張っていますね」と言われてしまいました。
前はちゃんと散歩できるまで2~3年と言っていたのに、散歩の様子を見た後では5~6年かかるでしょうとのことです(泣)。
一歳ぐらいになったら自転車で散歩をしてもいいかもとアドバイスしてくれました。

トリマーさんが帰って、ケージに入れると、なんと後ろ足でガリガリと頭をかいています。
アレ、痒いの?そう思って抱くと止めます。
もう一度戻すと、ベッドの中のクッションをガシガシと爪で引っ掻いています。
変だなと思ってケージから外に出すと、すごい勢いで走り回ります。
仕方ないので遊んであげましたが、なんかいつもより激しいのです。
その状態がしばらく続いたので、いい加減にしなさいと目を見て叱ると静かになりました。
その後、いつもの状態に戻り、ご飯もちゃんと食べました。
一体なんだったのでしょう?

こういうことがあると、犬が話せたらと思います。
考えてみると、彼は欲求不満だったのかもしれません。
散歩に行けると思っていたのに、嫌いなトリミングに行かされ、トリマーさんは厳しい人ですから、いう事をきかないと叱られます。
たまたまおしっこをしてしまったようで、それも叱られたのかもしれません。
前と同じトリマーさんにやってもらっていますから、トリミングの時に何かあったわけではないと思います。
犬のしつけの本を見ると、「七カ月の悪魔」という言葉があり、この時期に犬がいう事を聞かなくなったり、これまでできていたことができなくなったりと反抗期のような態度をとることもあるそうです。
ひょっとするとこれでしょうか?
どうもフランシスは普通の犬より元気がよく、自我が強いのかも。
飼い主は彼の我儘に負けないようにしないといけませんね。


やさぐれて、暴れている姿です。


今回のトリミングは今までよりいいと思います。


毛布にかみついています。足を延ばす姿がかわいいのですが・・・。


顔は結構短く切ってあります。


怒られた後の顔です。かわいい顔して、時には悪魔になります。


○んちの時のこの後ろ姿が、何とも言えず可愛いですねぇ。
この丸みが・・・萌です。

横山秀夫 『64』2013/01/11



同僚がお正月に『64(ロクヨン)』を読むと言っていたので、貸してと言っておいたら、まだ読んでいないけれどと言って貸してくれました。ラッキー。
ページ数にして600以上。
それでもスラスラと読めました。
「このミス1位」とのこと。
そういえば、この人、『半落ち』とか『クライマーズハイ』、『出口のない海』を書いていたんですね。

64とは14年前(64年)の「翔子ちゃん誘拐殺人事件」を指す符丁です。
身代金二千万を奪われ犯人は逃走。翔子ちゃんは殺されているのを発見されました。時効まであと1年になりました。

三上義信はD県検察本部広報室勤務。
刑事三年目にして広報に行かされたのをトラウマのようにして勤務してきたのに、ここにきて何故か広報室へ異動させられました。
娘は家出して行方不明。同じ年頃の娘の遺体が見つかると、妻と共に駆けつけています。
家に来た無言電話を娘からのと思い、娘は生きていると思って暮らしています。

警視庁長官が視察に来ることになります。
彼は「64」の遺族を訪問したいと希望します。今頃になって何故行くのか。
疑問に思った三上は彼の真意を探ろうとします。

ちょうど、その頃、轢き逃げ事件があり、犯人の実名を記者たちに教えなかったことから、記者たちとの関係は最悪の状態になっていました。
長官訪問時の協力を要請するのですが、記者たちの態度は頑ななままです。

組織に属するという事はこういうことなのかと思いながら読み続けました。
警察独特の隠蔽体質や権力争いに翻弄される広報室。
その中で三上がどう自らの立ち位置を確保し、立ち向かっていくのか。
一気に読ませられます。


我家の犬も七カ月になりました。
仔犬といえるのも六カ月までなのですね。
この頃、何やら荒れているのは思春期独特のものなのかもしれないと思い至りました。

寝ている姿もえらそうになっています。


夫曰く。「この頃、顔つきが変わった。犬らしくなってきた」


親の気持ちは微妙です。子犬のままでいて欲しいのですが・・・。

この頃しつけをどうしようかと考えています。
何回教えてもケージに自分から入りません。
ケージから出る時もお座りさせて待たせて、許しを与えてから出るようにしようとするのですが、「マテ」ができません。
どうやっても「フセ」になりません。
去勢手術がすんでから犬の訓練学校に行ってしつけかたを教わってこようかと話しています。
今のままではお出かけができませんからね。
なんとしても今年の夏は実家の北海道まで犬連れで行きたいのです。

榎本まみ 『督促OL 修行日記』2013/01/14



いろいろと仕事があるけれど、絶対にやりたくない仕事の中に入るのが、お金の督促です。
○ロ○スなどの消費者金融業の人がやっているのだとばかり思っていました。
よくよく考えてみると、今や誰でも一枚は持っているクレジットカードの方が使っている人が多いですし、割合的にも使い過ぎて払えなくなる人が多いですよね。
何回か遅れて払うとブラックリストに入ってしまい、新しくカードを作れなくなるといいますが、本当ですか?
ある人は、あるスポーツ店でカードの手続きをして、後で銀行に送って下さいと言われた書類を送らないでいたら、次にカードを作ろうとした時に断られたとか。
まあ、考えてみても、送ってくれというものを期限以内に送らない人って、支払期限を守らない可能性が高いですものね。

この本は連載コラムとブログの内容をベースにして書いたそうです。
N本さんがカード会社に入社したら、コールセンターに配属され、そこは、キャッシングの回収を行っている部署だったそうです。
どの部署に新人を配属するかって、どうやって決めるのでしょうね。
その人の持っている運なのでしょうか?
キャッシングってようするに借金ですからねぇ。
電話をすると罵声が飛び交い、罵詈雑言は当たり前。
それだけではなく、朝7時から終電まで働かされ、一時間60本の電話がノルマで、夜の9時からは手紙を書かされます。
精神的におかしくなる人が続出するのもうなづけます。

さて、こういう異常な(なんていうと怒られるかな)職場で、どうN本さんが生き残っていったか。
軽いノリで色々なヒントが書いてあります。
まあ、クレーマー対応に役立つヒントが少しはあるかなと、あまり期待しないで読むのがいいでしょう。

「肉体労働」とか「頭脳労働」は昔からありましたが、「感情労働」なんていう言葉ができていたとは、知りませんでした。2000年から使われるようになったんですね。
典型的なのが「航空機における白人女性の客室乗務員」というのがアメリカらしいです。日本ではスッチーは憧れの的でしたものね。
医療職や介護職をはじめ、サービス業、企業などのクレーム処理担当者などが当てはまるそうです。
「感情労働」に従事する人は、相手が如何に理不尽であろうが、「自分の感情を押し殺し、常に冷静に礼儀正しく明朗快活にふるまい、相手の言い分をじっくり聴いて、的確に対応、処理、サービスを提供し、相手に対策を助言しなければならない」ということです。
これだけやれと言われても、とにかく大変です。

この本の中にエースイケメンM井さんの「悪口コレクション」の話があって、おもしろいと思いました。
こういう風な逆転の思考ができる人は、どんな職場に行っても強いですね。
どんな仕事についても、柔軟な思考ができる人でありたいですわ。
例えそれが不謹慎に思われたとしても、自分がそれで保てるのならいいではないですか。



我が家の犬は元気です。
ケージの中ではあまり飛び回りませんので、全身が写せます。
ちょうどいい体格です。

2キロを超えましたが、前に比べると身長というか体長が伸びたような。
右手の様子がよくわかります。

不思議な右手は相変わらずです。

ご飯の時の右手上げもやっています。
両手をついて食べるよりも食べやすい?