英国ロイヤルバレエ団『不思議の国のアリス』2013/07/07

アリス役がローレン・カスバートソンだったので、この公演日を選びました。
しかし、残念ながら、足首の手術からの回復が遅れているため、踊れなくなりました。
そのためアリス役と相手のジャック役が変りました。
私の知らないダンサーだったので、ちょっとガッカリ。



振付:クリストファー・ウィールドン
音楽:ジョビー・タルボット
編曲:クリストファー・オースティン、ジョビー・タルボット

《キャスト》
アリス:ベアトリス・スティックス=ブルネル
ジャック/ハートの騎士:ルパート・ペネファーザー
ルイス・キャロル/白うさぎ:エドワード・ワトスン
アリスの母/ハートの女王:ゼナイダ・ヤノウスキー
アリスの父/ハートの王:クリストファー・サウンダース
マジシャン/いかれ帽子屋:スティーヴン・マックレー
ラジャ/いも虫:エリック・アンダーウッド 

ルイス・キャロルの本のアリスは小さい女の子ですが、この舞台のアリスは少女といっていい年代です。

ガーデン・パーティの日、アリスが庭師のジャックからバラをもらったお礼にタルトをあげたばかりに、ジャックはタルト泥棒と間違われてしまい、家から追い出されてしまいます。
悲しみに沈んでいるアリスにルイス・キャロルは写真を撮ってあげると言ってきます。
彼が暗幕を被ったとたんに、白うさぎに変身してしまいます。
カメラを入れていた鞄に白うさぎが飛び込み、アリスもその後を追います。

次から次へと色々な登場人物が現れ、「次は誰?」と楽しい展開です。
(たまに退屈な場面もありましたが・・・)
なんといっても、一番の主役はアリスではなくて、ハートの女王です。
彼女が出てくると、目が離せなくなります。
『眠れる森の美女』のローズ・アダージュのパロディには笑ってしまいました。
彼女はカーテンコールの時まで笑わせてくれました。
その他によかったのは、いかれ帽子屋のタップです。
バレエとタップは踊り方が違うと思うのですが、流石です。
白うさぎも素敵でした。
この三人が出てくると、拍手もすごく、アリスが霞んでいました。
やっぱりプリンシパルは華があります。

もう一度見に行くかどうかは疑問ですが、(アリス役がローレン・カスバートソンだったら行くかも)一度は見ておく価値がある演目でした。

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