今年もよろしくお願いいたします。2014/01/01

昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。


我が家の犬も二回目のお正月を迎えました。
元気いっぱいで、かまって攻撃がすごいです。
昨年は仔犬だったので大晦日は寝ていたのに、今回は起きていたので、一緒に新年を迎えることになりました。

(写真を撮ろうとすると、目を細めます。
だからこの頃の写真はなんか眠そうに見えます。)

犬用の年越しそばらしきものがあったので買ってきて食べさせました。


喉をつまられせたら大変なので、麺は細かく切りました。
具が魚なので食べるかどうか心配しましたが、美味しいらしくぺロッと食べています。
流石、食いしん坊。
犬用御節もあるようですが量が多いので買うのをやめました。
小型犬ですから、そんなに食べさせてはお腹こわしますものね。

今年は「介護」が私のキーワードになりそうです。
大晦日に一人暮しの義母に会った早々に、
「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
と言われ、びっくりしました。
「大晦日なので、まだおめでとうは早いですよ。それに私は喪中なので、おめでとうは言いません」と返しましたが、これからのことを考えると暗くなります。
まあ、考えて仕方ないことは考えない。
明るくいきたいですね。

我が家の犬が癒しを与えてくれるでしょう。

今年は休みの期間が長いので、のんびりとお正月を過ごすことにします。
みなさんもいいお正月をお過ごしください。

お正月のワンコ2014/01/02

今年初の「チンチン」です。


左側にある本棚にのっているボールが欲しいので、立ち上がって取ろうとします。
手がかわいらしいです。


夫がおやつをよくやるので、おやつを期待してます。


床がすべるので絨毯の引いていない居間ではソファの上にのせます。


散歩をすると、相変わらず走ろうとします。
まだまだお子ちゃまです。


お正月が過ぎると、お留守番の時間が長くなります。
大丈夫かしら?



「今年はもっと僕と遊んでね」 by フランシス

小川 彌生 『キス&ネバークライ』 2~112014/01/03



ご飯の用意をしていると、フランシスはハウスに入っていました。
いつもはハウスの外でふせをして、ジッと待っているのですが。




ダウンロードして、フィギュアスケートまんが、『キス&ネバークライ』を読みました。
一巻目の内容は前に紹介したので、省略します。
二巻目以降は、自らの「忌まわしい」過去と戦いながらもアイスダンスにのめり込んでいくみちると彼女を見守っていく礼音とパートナーの晶の姿が描かれています。

スポーツを描くだけでも大変なのに、それにミステリーの味付けをして現代社会の暗い面も描き、恋愛も描かなくてはならなく、最後まで破綻無く読ませていくというのはすごいことです。
事件があっけなく終わってしまうのが、ミステリ好きの私としては物足りないですが。
まんがですから、こんなもんでしょう。
私としてはアイスダンスの美しい描写だけで満足です。

そうそう、コメディっぽいところもたくさんあり夜中に布団の中で笑っていたら、夫に気持ち悪がられました。
性犯罪を扱っている内容なだけに、一服の清涼剤になっていました。

次は『岳』を読もうかしら。

静電気2014/01/04

青いフリースの毛布に頭をつっこみ、遊んでいると・・・。

 
耳が・・・。



相当乾燥しているようです。

コリン・ホルト・ソーヤー 『年寄り工場の秘密』2014/01/05

老人探偵団シリーズの七冊目。
高級老人ホーム<海の上のカムデン>に住むアンジェラとキャレドニアが活躍するシリーズです。


<海の上のカムデン>の近くに<黄金の日々>という老人ホームができる。
<カムデン>から<黄金の日々>に引越したトッツィがやってきて、アンジェラとキャレドニアに<黄金の日々>に幽霊が出るようなので調べて欲しいと頼む。
一階に新しく入居したい人がお試しで泊まれるゲストルームがふたつあるので、そこに泊まって入居前の下見だと偽ればいいということで、二人は<黄金の日々>に行くことにする。
二人は持ち前の性格を生かし、<黄金の日々>にいる人たちと話をし、施設のあちこちを調べ回り、幽霊の正体を見破る。
その後、二人が<カムデン>のことを話したためか、何人かが<黄金の日々>から<カムデン>へと移って来る。

そんな頃、平和な<カムデン>にまた殺人事件が起こる。
アンジェラはまたまたはりきり、キャレドニアは飽きれながらもアンジェラにつきあって事件を調べ始める。

老人たちの性格がおもしろく描かれているので、こんな人いるなと思いながら読んでいました。
人間って年をとったからといって性格がよくなるわけではなく、その反対に人の話を聞かなくなり、その人の持っている性格の欠点のような部分がとても強くなったりするように思います。
アンジェラは若い頃から人のことが気になり、余計なお世話をしてしまう感情的な人で、キャレドニアはジッと人を観察する、理性的な人だったのでしょうね。

老人ホームでは望遠鏡が必需品なんですって。
暇なので、道を歩く人や庭にいる人を観察したり、他の人の部屋の中をのぞいたりして時間をつぶすそうです。
まあ、やることがなければ仕方ないのでしょうね。

このシリーズもあと一巻しかないそうです。
好きなシリーズだったので、ちょっと残念。
あとがきによると作者のソーヤーさんに連絡がつかない状態で、生死不明だったようです。
生きていることがわかったそうなので、ひょっとしたら続きを書いてくれるかもしれませんね。
期待しましょう。

ローナ・バレット 『サイン会の死』2014/01/06

「本の町の殺人」シリーズの二作目。


古書と専門書の町、読書家の聖地ストーナムでミステリ専門店<ハブント・ゴット・ア・クルー>の店主をしているトリシアは、ベストセラー作家ゾウイのサイン会を開催していた。
ゾウイはストーナム出身の唯一の有名人。
サイン会の最中にアシスタントをしている姪の態度が悪く、姪を店から追い出したハプニングはあったものの、サイン会は成功のうちに終わった。
ところが、サイン会後に姿が見えなくなっていたゾウイを探しにトイレに行ったトリシアは、死んでいるゾウイを見つける。
トリシアを嫌っているウェンディ・アダムズ保安官は、店が犯行現場だと言ってトリシアを店から追い出す。
店の上に住んでいるトリシアは隣で<クッカリー>という料理本の店をやっている姉のアンジェリカのところで世話になることに。
姉の店は従業員がいつかなく、ちょうどその頃人手がなくて困っていた。
それで店を開けられるようになるまで、トリシアと彼女の店の従業員のエヴァリットとギニーは<クッカリー>を手伝うことにした。
アンジェリカは従業員に厳しく接っするため、エヴァリットとギニーは不満タラタラ。
店を早く開けられるようにしたいトリシアは、保安官では事件を解決できないと思い、ゾウイのことを知っている人たちに話を聞きに行くことにする。

日本は警察がどの町にもあり、町ごとの違いなんてないに等しいのに、アメリカでは警察制度が州や町によって違い、保安官は選挙で任命されるため、本当に捜査能力のある人が選ばれているのか疑問があります。
小さな町では政治力があるかないかで選ばれるかどうかが決まるんでしょうね。
保安官はコージーミステリでは主人公の敵役で出てくることが多いですね。

殺人が本の町の中で続けて起こると観光客が来なくなって困ると思いますが、さて、次はどんな殺人が起こるのでしょうか。
そうそう、人が死んだトイレなんか使いたくないと思うのは日本人的考えなんでしょうか?
本の中では誰も気にしてないもの。

「僕も食べたい・・・」2014/01/07

夫と二人で食事をしていると、ソファの上でこんな顔をしていました。


「いいなぁ。二人で食べて。僕も一緒に食べたいなぁ』
とか思っているんでしょうか。
彼は先にご飯を食べているんですがね。


この訴えるような目を見てください。
いつもは尻尾は上に上がっているのに、こういう時は下がるんです。
尻尾は雄弁ですね。

犬はわかるの?2014/01/08



お正月の休み明け、久しぶりに仕事に行くので早く起き、ご飯を食べさせてから遊んでやろうと部屋に入り、ふとケージを見ると・・・
なんと、おしっこがケージの中のトイレの横の床に!
ケージから出した時にはありませんでした。
ということは、ご飯の後、私が目を離した隙ににしたのでしょうか?
この頃、おしっこを失敗することなんてなかったのに、何故?
犬は腹いせにおしっこを失敗することはありませんとどこかのHPに書いてあったけれど、これって腹いせじゃないですか?

出かける前にケージに入れると、すぐにハウスに入ってしまったので寝ているのだと思っていました。
ところが、鞄を持って出て行こうとして、なにげなくケージを見ると・・・。
ハウスから出てお座りして、こちらを見ていました。


休日に出かけようとすると、いつもワンワン吼えるのに、久しぶりに仕事に行くというのに吼えませんでした。
遊びに行くんじゃないとわかっているんですねぇ。

『モネ、風景をみる眼』@国立西洋美術館2014/01/11



土曜日なので混雑しているのではと思って行きました。
ところがそれほど混んでいません。
この展覧会は西洋美術館とポーラ美術館の共同企画で、海外の美術館から一点もモネの作品は来ていません。
そんなわけで見に来る人が少ないのかもしれませんね。
ポーラ美術館にまだ行っていない方にとってはお得な展覧会です。
友人は、「冬はポーラ美術館に行く人が少ないから絵を貸したのね」なんて言ってましたが(失礼)。

モネの絵は30点ちょっとしかありません。
それ以外はモネと同時代の画家の絵です。
絵を見ていて思ったのは、当たり前のことですが、画家の個性はどんな絵を描こうが変わらないということです。
セザンヌは何を描こうがセザンヌ。


名前を忘れてしまったのですが、点描画のまねをして描いた画家がいて、彼の描いた点描画は凡作でしたが、隣にあった点描画家の描いた絵は躍動感溢れる絵となっていました。
自分にあっていないものまねをするとこうなるんだといういい見本ですね(笑)。
ちなみにその画家は点描画を描くのを止め、もとの画風に戻ったそうです。

初期のモネははっきり言ってあまり好きじゃない絵がありますが、下の絵あたりから後のモネらしさが出てきたように思いました。


睡蓮の絵はポーラ美術館にある小さな絵がいいです。


筆のタッチが荒いものよりも、こういうものの方が私は好きです。

ゴッホの絵は2点ありました。
筆(ペインティングナイフ)のタッチがどんな絵を描こうがゴッホです。
アムステルダムのゴッホ美術館に行った時に彼の描いた花の絵に魅了されました。
花の絵を見ていると彼の中にも溢れるような命のきらめきがあったのだということがわかって嬉しく思いました。


これは「ばら」を描いたものです。
背景に彼らしいタッチがあります。

レストランではモネ展記念メニューで鶏肉にきのこのソースのかかったものを食べました。


友人が上野公園で陶器市をやっているというので見に行ってきました。


全国の陶器屋が来ているそうです。
どんぶりで大根とカブを描いたものがあり欲しかったのですが重たいので止めました。
しばらくしてから見に行くと売れていました。欲しかったのに・・・。

この前買った食パンが美味しかったので、また買いに行くことにしました。
前は三種類の食パンがあったのですが、今回は角食パンだけが焼きあがるということなので買って帰ることにしました。
待っているうちに続々と人が来て店の外まで並んでいます。
そういえばこの店の系統の店「viron」はバゲットも美味しいという話です。
渋谷の店には行ったことがあるのですが、丸の内にも店ができたということを知っていたので、調べてみると意外と近くにあります。
友人の旦那さんはバゲットが好きだということなので、こうなればバゲットも買おうということになりました(笑)。
「viron」はレストランは長蛇の列でしたが、パン売り場はすいていました。


夕食はバゲットとボルシチ鍋。
夫はバゲットの三分の二をぺロッと食べてしまいました。
残りのパンは冷凍しておいて、ゆっくりと味わいますわ。

最後に我家の甘ったれ。


夫が家にいたのですが、相手をしてやらなかったらしく、私が帰るとかまってくれ攻撃が・・・。
新しいドッグフードが気にいったらしく、快食快○です。

ピーター・トレメイン 『翳深き谷』2014/01/12



モアン国王の妹にしてアイルランドのドーリィ(法廷弁護士)でもある修道女、フィデルマは兄より任務を与えられます。
未だ古の神々を信奉しているグレン・ゲイシュに赴き、国王の代理として族長ラズラとキリスト教の教会と学問所を設立する折衡をするというものです。
サクソン人修道士エイダルフと共にグレン・ゲイシュに向かい、もう少しで着くという時に、三十三人の若者が生贄のごとく並べられているのに出くわします。
グレン・ゲイシュに着くと、管轄権のおよばないはずの”アード・マハのオルトーン”の使節がどういうわけか来ていました。
折衡をしようとしましたが、族長ラズラと評議会の間で話がまとまっていないので、話になりませんでした。
最後の話し合いの前夜、使節のローマ派の修道士が殺され、たまたま通りかかったフィデルマが死体を調べようとかがみ込んだところを兵士に見つかり、犯人と思われ、拘束されてしまいます。
頼りになるのはエイダルフのみ。
さて、エイダルフにフィデルマを助けることができるでしょうか。

フィデルマは才色兼備ですが、それだけではありませんでした。
美声の持ち主なのです。
うらやましいですわ。
その一方、エイダルフは着いた日に飲みすぎて二日酔いになってしまい、男を下げました。
でも、フィデルマの窮地を助け、男を上げました。
二人の仲はモアン国王もみとめていますが、どうなるんでしょうね。

次が楽しみなシリーズです。




今日は神社に行ってきました。
わんこも連れて行き、一時間以上も歩いたのですが、全く疲れを見せていません。
もらった犬用お雑煮があったので、一生懸命歩いたご褒美に食べさせることにしました。
普段のドッグフードよりも美味しいらしく、ものすごい勢いで食べています。
入っていた鶏肉は大き過ぎ、食器の外に出したので、細かく切ってあげるとぺロッと食べました。
食いしん坊ですね。