おもしろかった映画二作品2014/08/13

夏になると、暑くて外に出るのが嫌になるので、DVDを借りることが多くなりますが、返却が面倒です。
たいてい二本しか借りないのに、一週間では短いのです。
きままに見たい時に見たいので、DVDは買って積んどくのがいいようです。

借りた中で、おもしろかったものが二本ありました。


まず、スペイン映画、『地中海式人生のレシピ』。

小さい時から親の店を手伝ってきたソフィアの夢は最高のシェフになること。
勉強なんて、大嫌い。
さっさと学校なんかとおさらばして、料理を作りたいのに、母は普通の仕事につけといいますが・・・。

散髪屋の息子で、幼馴染のまじめなトニはソフィアにプロポーズをしますが、もう一人の幼馴染の孤独な自由人、フランクはソフィアのシェフとしての能力を認め、シェフ修行の旅に出ようと誘います。

2人の間で行ったり来たり・・・するのではなくて、ソフィアの願いはただ一つ。
最高のシェフになることだけ。
さて、ソフィアはどうするんでしょうか。

や~、ソフィアにはびっくり。
やっぱり一旦決めたら女は強いのかしら。
内容のわりに全くいやらしさがないです。
気を付けてほしいのは、この映画にはお料理がそんなに出てきませんので、期待しないように。
絶対に子供と一緒に見るのは止めましょう。
そして、エンド・ロールまで見ましょう。



私が一番気に入った映画が『モネ・ゲーム』です。
主演がコリン・ファースとキャメロン・ディアス、アラン・リックマン(『ハリポタ』のセンセイ!)。
コリン様、コメディが似合いますわ。
アランさん、体はってます。

イギリスの億万長者シャバンダーの元で長年働いてきた美術鑑定士のハリーは、彼の横暴さにほとほと嫌気がさしていました。
そこで思いついたのが、彼を出し抜いて大金を巻き上げることです。
シャバンダーがモネの連作「積み藁」の片割れを探しているので、知人の退役軍人少佐にその贋作を描かせました。
そして、大戦中に「積み藁」が飾られていた別荘を奇襲した部隊にいたという兵士の孫娘で、アメリカ・テキサスでカウガールをしているPJを仲間に引き入れます。

一見、頼りなさ気に見えるハリー。
ヤンキーそのまんまのPJ。
そして、語り手の少佐。
この三人がどのようにシャバンダーをだましていくのか。
最後まで目が離せません。

私はサヴォイ・ホテルの中をとんでもない恰好で彷徨うコリン様に笑いのツボを押され、笑いが止まりませんでした。

美術品がでてくるからといって固く考えないで、楽しみましょう。
こういうおバカな映画、私の好みです。

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