『赤ん坊は川を流れる』――デンマーク・ミステリー2015/02/27

夜、加湿器を使用しないで寝ていたら、また喉が痛くなり、風邪をひいてしまいました。
暖かい時と寒い時の差が大きいので、身体がついていけてないのかもしれません。


北欧ミステリーには独特の暗さがあって、結構はまっています。

離婚を機に学生時代を過ごしたオーフスに娘と共に戻り、新聞記者として働き始めたディクテは、友人二人が誕生日を祝ってくれるので川沿いのオープンカフェにきていました。
思いがけないプレゼントをもらい盛り上がっている時に、なにげなく川に目を向けると・・・桶に入った赤ちゃんが流れてきました。
友人たちと桶を引き上げたのですが、残念ながら赤ちゃんは亡くなっていました。
ディクテがこの事件に遭遇したと知った編集局長からこの事件の記事を書くように言われ、しぶしぶディクテはこの事件について調べ記事を書くことになります。

ディクテと一緒にいた友人の一人、アネはスカイビー病院の助産婦でした。
この事件の後に彼女の病院で新生児の額に「死」といういたずら書きがされているという事件が起こります。
もう一人の友人で旅行代理店経営者のイーダは妊娠中で、アネの勤めるスカイビー病院で子供を産む予定でした。

川を流れる赤ちゃんを見つけた時から、三人の運命は変わっていきます。
ディクテには妻子持ちのカメラマンとの新しい恋が始まり、イーダは乳がんだとわかり、そして、アネの出産したばかりの子共が誘拐されます。

こてこてのミステリーというよりも、三人の女性たちの心の苦しみに焦点のあたった本です。

このシリーズは現在9作目まで出版されているそうです(あとがきによる)。



兄はあまり変わった表情をしないので、弟を写すことが多くなりました。


犬にもテーブル(餌台)があったんです。
これは兄用ですが、兄がすぐ食べてしまうので、しばらくしてから弟にも使わせています。
そのうち弟用にもう一つ買いますけどね。

頭の毛が白かったんですが、少し茶色っぽく変化してきました。
背中もまだらになっています。
これからどう毛が変化していくのか楽しみです。

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_ じゅうのblog - 2016/07/11 20時25分22秒

「エルスベツ・イーホルム」の長篇ミステリー作品『赤ん坊は川を流れる(原題:SKJULTE FEJL OG MANGLER)』を読みました。
[赤ん坊は川を流れる(原題:SKJULTE FEJL OG MANGLER)]

「ユッシ・エーズラ・オールスン」の『特捜部Q ―キジ殺し―』に続き、デンマーク作家の作品… 北欧ミステリが続いています。

-----story-------------
友情に泣き、仕事に悩み、年下の男に心ときめかせる女性新聞記者「ディクテ」。
デンマーク版ライトミステリ。

夫と別れ学生時代を過ごした町に戻った新聞記者「ディクテ」。
彼女の誕生日を祝おうと集まった親友たちとオープンカフェで盛り上がっている最中、目の前の川を桶に入った赤ん坊が流れてきた。
一方親友の一人が勤める産院では、新生児の額に悪戯書きをする事件が発生。
さらに別の親友の赤ん坊が誘拐されてしまう。
経済担当記者なのに、次々起こる赤ん坊の事件の記事を任され、「ディクテ」はしぶしぶ調査をするが……。
訳者あとがき=「木村由利子」
-----------------------

離婚したばかりの新聞記者「ディクテ・スヴェンスン」は、ティーンエイジャーの娘「ローセ」を連れて、コペンハーゲンから学生時代を過ごした町オーフスに引っ越した… オーフスには親友である、旅行代理店を経営するスウェーデン人妊婦「イーダ・マリー・ヘンリクスン」と、韓国から来た牧師の養女である助産師「アネ・スコウ・ラーセン」が住んでおり、その三人が川沿いのオープンカフェで「ディクテ」の離婚・新居購入祝い兼40歳の誕生日を祝いで盛り上がっていたところ、桶に入った赤ん坊が目の前の川を流れてきた、、、

救急車が直ぐに到着して赤ん坊の死亡を確認し、警察が後を引き受けた… 川の赤ん坊の謎は三人の女たちの心に黒い影を落とす。

そして、「ディクテ」は本社編集局長「カイサー」から本件に関する記事を書くよう命令され、カメラマンの「ボー」と組んで事件の取材をするなか、「アネ」の勤務する産科病棟で新生児の額に悪戯書きされる事件が発生… 更に、その後、同じ病院で出産した「イーダ・マリー」の赤ん坊が誘拐された、、、

三人の女たちは、否応なしに赤ん坊を巡る3つの事件に巻き込まれていく… 友情に泣き、仕事に悩み、年下のカメラマン「ボー」に心ときめかせ、ティーンの娘「ローセ」との関係に戸惑う、「ディクテ」を中心とした物語でした。


ミステリではあるのですが… 主人公の「ディクテ」や親友の「イーダ・マリー」、「アネ」等の女性たちの日常生活や恋愛が中心に描かれており、ちょっと物足りない感じでしたね、、、

このような作品は、ミステリのサブジャンルで「フェミクリミ(femikrimi)」と称されているらしく、北欧では、このような作品が増えているとのことです。

メインのミステリ要素とサイドストーリーがバランスの問題なんでしょうが… 女性の感情描写が多いこともあり、感情移入し難かったなぁ、、、

女性としての生き方、考え方、体験に重点が置かれているので、同年代の女性読者向きの作品だと思います。



以下、主な登場人物です。

「ディクテ・スヴェンスン」
 アヴィーセン社オーフス支社の記者

「イーダ・マリー・ヘンリクスン」
 ディクテの親友。旅行代理店経営者

「アネ・スコウ・ラーセン」
 ディクテの親友。スカイビー病院の助産婦
 
「トーステン」
 ディクテの元夫。心理学者

「ローセ」
 ディクテとトーステンの娘

「タイス」
 イーダ・マリーの夫。IT企業の社員

「マーチン」
 イーダ・マリーとタイスの息子

「アナース」
 アネの夫。オーボエ奏者

「ヤーコブ」
 アネとアナースの息子

「オットー・カイサー」
 アーヴィセン社コペンハーゲン本社編集局の編集局長

「ホルガー・ダーヴィズスン」
 ディクテの同僚。社会担当記者

「セシリー・トフト」
 ディクテの同僚。スポーツ担当記者

「ボー」
 カメラマン

「エヴァ」
 ボーの妻

「トビアス」
 ボーとエヴァの息子

「ニンカ」
 ボーとエヴァの娘

「クリスチャン・ハートヴィスン」
 オーフス警察の主任警部

「ジョン・ワーグナー」
 オーフス警察の刑事

「イヴァー・K」
 オーフス警察の刑事

「ヤン・ハンスン」
 オーフス警察の制服警官

「ニーナ」
 ワーグナーの妻。故人

「ハネ・グルベア」
 占い師

「オーレ・K・セアンスン」
 宝くじに当たった男

「エスター」
 オーレの妻

「キム」
 オーレとエスターの息子。鮮魚店店員

「リッケ」
 オーレとエスターの娘