森晶麿 『黒猫の回帰あるいは千夜航路』2016/01/03



昨年末に読んだ本の紹介です。
黒猫シリーズの6巻目。今回は短編集です。

黒猫はパリに、付き人は東京にと別々の二人。

パリでテロが起き、付き人は黒猫の安否が気にかかってしょうがないのですが、彼からは連絡が来ません。
イタリアでのことがあり、二人の間はより近くなったと思ったのに。
付き人は博士課程を修了し、博士研究員となり、大学に残っています。
そんな時に母が検査入院することになり、付き人は気が気ではありません。

黒猫と付き人の関係が徐々に深まっていく様子と付き人が研究者として成長していく様がいいですね。
なんで黒猫はパフェがあんなに好きなんだろう?
私なんかここ数年、パフェなんか食べたことがないのに。
頭を活性化するには糖分が必要だからだろうかしら?
頭を使わなくなった私ですが、町に出かけてお正月の和菓子を買ってきました。
「花びら餅」です。
味噌餡の中に牛蒡があるという変わったお菓子ですが、好きです。
うっすらと桃色が透けている様子が春が来たという感じです。


うさぎ饅頭もついでに買ってきました。
花びら餅は京都旅行のお土産に買ってくるのですが、ここ数年、京都に行かないので今回は阿佐谷のうさぎやで買いました。
味噌餡が京都のよりもどっしりした感じです。
兎饅頭は皮が固かったけれど、夕方になるとこんなもんでしょうか?
みなさん何十個もお買いになってましたが、家は少量なのですぐに買えました。