片野ゆか 『動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー』2016/03/03

久しぶりの大田黒公園は人が少なくていいです。


掃除をした後だからか、水が透明で下がよく見えます。
鴨が一匹、じっと動きません。


梅が咲いていました。


ここは桜がないので、紅葉の時以外はひっそりしていて穴場です。


家のそばに犬が入れる公園がないので、ちょっと残念。
犬は天気のいい日はずっと外にいたいんでしょうね。


動物に関するノンフィクションを書いている片野さんの、今度は動物園物です。
日本各地の動物園ではできるだけ本来の住まいに近い環境にして、動物たちが幸福に暮らせるようにしようとしています。
「環境エンリッチメント」という考えなのだそうです。
本にでてくるペンギンやチンパンジー、アフリカゲコウ、キリンの飼育員さんたちは彼らのこころを理解しようとして頑張っています。
人間のエゴで動物を閉じ込めているんだから、せめて居心地のいい住環境は与えて欲しいですよね。

この本を読んで、志村動物園のチンパンジーのパンくんが何故ガラス越しにしか志村さんと会えないのかがわかりました。
パンくんは幸せなのかな?

我家の犬たちは今日も幸せそうに寝ています。
兄は新しい餌を食べた夜に、餌を吐いてしまいました。
魚系の餌は苦手みたいです。

我家の犬の気持ちを考えると、人間は犬の側にずっといなくてはならなくなり、他のことが何もできなくなりそうです。
犬の気持ちはほどほどに聞いてあげることにしますわ(笑)。