カリーナ・ アクセルソン『モデル探偵事件録 アクセル、パリを駆け巡る』2016/03/11



ハヤカワ・ミステリ文庫の新レーベルだそうで、どうも女性向けの軽いミステリを扱うようですね。
この本、大人のしっかりしたモデルが探偵をするのかと思っていたら、探偵にあこがれる16歳の女子高生が主人公でした。

ロンドンに住むアクセルは、ママにとんでもないことをした罰として、パリに住む敏腕ファッション編集者のヴェネティアおばさんのアシスタントを1週間やることになってしまいます。
パリには何度も行っているけれど、一人で行くのは初めてです。
アクセルは全くファッションに興味がなく、わざと変装(?)してダサくしていたのに、ひょんなことからモデルをやることになってしまいます。
というのもアクセルがパリに着いたちょうどその時に、有名ブランド創業者の娘ベルが行方不明になり、アクセルは彼女を捜すという使命(アクセルにとっては楽しみ)のため、モデルになることを承知したのでした。
背は低いけれど、脚が長いアクセルはモデルにうってつけだったらしく、モデルになると宣言したとたんに次々と契約が舞い込みます。
トップモデルのエリーに教えを受けながらショーに撮影にと飛び回るアクセルですが、はたしてベルを探せるでしょうか。

本格的ミステリが好きな人には、言うまでもなくおすすめできないシリーズです。
コージーミステリ好きで、ファッションの世界を覗いてみたい人にはいいかもしれません。
英語が簡単そうなので、原語で読むのもよさそうです。
次の舞台はアメリカ、ニューヨーク。
三作まで出版されています。





左目の中に枯れた草が入っているのですが、全く気にしていません。
痛くないのでしょうか?


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