ローラ・チャイルズ 『プラム・ティーは偽りの乾杯』2016/05/19

お茶と探偵シリーズの15作目。


かわいらしい表紙ですね。
そばにいる犬は主人公のセオドシアの愛犬アール・グレイかな。

ワイナリーの試飲パーティに招待されたセオドシアとドレイトン。
新しい銘柄のワインの完成披露をしようとワイン樽を開けた時に樽から現れたのは、ワイナリーオーナーの息子でした。
オーナーとその妻から独自の調査を頼まれたセオドシアはドレイトンと共に様々な人に話を聞きにいきます。

美味しい紅茶とランチが楽しみで読んでいるのですが、セオドシアが他のコージーミステリ本の主人公と同じようにだんだんとおかしくなっています。
探偵さながらに事件に顔をつっこむわ、自ら犯人を追っていくわ・・・。
困ったものです。

今回のドレイトンのお勧めは楽しいお茶会です。
テントウムシのお茶会、母と娘のお茶会、大きな帽子のお茶会、父の日のお茶会、ペットと一緒のお茶会・・・。
ペットと一緒のお茶会なんかよさそうです。
家の庭で開催しましょうか。
驚いたことに犬用にブレンドされたお茶があるそうです。
カリフォルニア・ティーハウスのマンチューズ・ブレンドっていうのだそうです。
皮膚の状態をよくし、ストレス軽減、消化にいいお茶だそうです。
人間にもいいのかしら?

本の中では「ダウントン・アビーのお茶会」が開催されました。
メニューは
①レディー・クローリーのフルーツのトライフル。
アプリコットのスコーンとミスタ・カーソンのクランペット。
③カレー風味のチキンと胡瓜とクリームチーズ、カニサラダ、スモークサーモンをはさんだフィンガーサンドイッチ。
④デザートがバンベリータルトとショートブレッド、イギリスのツイード生地に見えるように斜めの縞模様でフロスティングしたカップケーキ。
お茶はアッサム・ティーはわかったのですが、他は書いてありませんでした。

色々なお茶会を自宅でやってみるのもおもしろそうですね。
そろそろ紅茶がなくなりそうなので、どこに買いに行こうかしら。