秋吉理香子 『暗黒女子』 ― 2016/07/25
恒例のおかしな寝相。
首が前は左向きでしたが、昨夜は右向きでした。
私立のお嬢さま学校で”一番美しく、一番カリスマ性のあった”白石いつみが屋上から謎の転落死をとげます。
自殺か?他殺か?
文学サークルの部員が犯人ではないかと噂されています。
彼女の死の一週間後、彼女が主宰していた文学サークルの毎年恒例の闇鍋大会(お嬢様には合わないような)が開かれ、部員全員がいつみの死の真相を書き、みんなに発表することになりました。
一体誰がいつみを殺したのか。
『聖母』を書いた秋吉さんの2013年の作品です。
お嬢さま学校が舞台だというのはちょっと苦手です。
最後のどんでんがえしが意外でしたが、その他のことはありきたりでした。
思春期独特の女の子のもつドローとしたものが描かれています。
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