「ポンピドゥーセンター傑作展」@東京都美術館2016/08/25



何十年か前にフランスに行った時にポンピドゥーセンターに行きました。
抽象画があまりにも多くて、サッと見て帰ってきました。
今回はどうかなと思いましたが、行ってみることにしました。

上野駅はすいています。
夏休みも終わりに近づき、子どもたちはみんな宿題をしているのかしら?
と思ったのですが、美術館も空いていて、とってもよい感じでした。
この展覧会のおもしろいところは、1906年から1年ごとに異なる作家の作品を一枚ずつ展示していることです。
ポスターのマチスは1948年、シャガールは1917年の絵です。
何故か1945年は絵ではなくて、エディット・ピアフの歌、「バラ色の人生」でしたが・・・。
この1年1作家1作品というのがおもしろい切り口だと思いました。


こういうのも作品もあります。
クリストの「パッケージ」、1961年です。


レオナール・フジタは猫と一緒に1928年。


セラフィーヌ・ルイは1912年。
修道院で神のお告げを聞き絵を描いたそうな。


この「寺院」の絵を描いたフルリ=ジョゼフ・クレパンも63歳の時に聖なる声を聴き、300枚以上描いたそうです。


ピカソの「ミューズ」は1935年。
愛人のマリー・テレーズが妊娠し、妻のオルガと別居した時のようです。
マリー・テレーズさんは真中の寝ている女性だそうですが、私だったらもっと綺麗に描いて欲しいですわ。

有名な作品がそれほどないかもしれませんが、作家の略歴などが書いてあるので、ひとつひとつが興味を持って見ることができました。


会場の外にはリサとガスパールがいました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2016/08/25/8162724/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。