ジュリー・ハイジー 『絶品チキンを封印せよ 』2016/12/22

大統領の料理人シリーズの4作目。


アメリカ大統領がトランプに代わる時期にタイムリーなミステリです。

ホワイトハウスのエグゼクティブ・シェフのオリーは恋人と別れてから、仕事に邁進していました。
しかし、仲のよかった前大統領夫妻はホワイトハウスを去り、新大統領がホワイトハウスにやってきましした。
スタッフたちは新大統領に最高の環境を与えようと準備に走り回っていました。
オリーは自分の置かれた立場を考え、不安に押しつぶされそうでした。
というのも、新大統領は今まで使用していたシェフをホワイトハウスに連れてきて自分たちの食事を彼に作らせるようなのです。

大統領たちの引越でゴタゴタしている時に、「大統領の子どもたちへ」と書かれたカードのついた怪しいチキンの箱が見つかります。
ルールでは出所が不明な食材はけっして食卓にはあげないということになっています。
オリーはチキンを見つけ、食べたいと言っている大統領の子どもたちからチキンを取り上げますが、それが大統領夫人の不興をかうことになります。

さて、オリーは新大統領の家族といい関係を築けるでしょうか?
そして、新しい恋は?

何故かいつもいつも事件に巻き込まれるオリーです。
今度ももちろん大統領たちのために活躍します。お約束ですから。

今ホワイトハウスではこんなような感じでやっているのでしょうか。
トランプはどうなのでしょうね。
他の国のことをとやかくいいたくはないですが、心配です。


<今日の美味しいもの>
この前、国分寺に行ったら、新しくなった駅ビルの中に「はらロール+カフェ」ができていました。
吉祥寺にあったお店は行こうと思っている間になくなってしまいました。
友人は食事に飲み物がついていないので高いと言っていたのですが、入ってみました。
ロールケーキも食べて見たかったので、オムライスではなくて軽いキッシュにしました。


サラダがたっぷり盛ってあります。


ロールケーキは甘さひかえめで生地が米粉を使っているので、普通のより重いです。
お値段は友人が言っていたようにちょっと高いようです。
値段を上げずにキッシュに飲み物と半分サイズのロールケーキがついていたらいいのにと思いました。