「拝啓ルノワール先生―梅原龍三郎に息づく師の教え」@三菱一号館美術館 ― 2016/12/27
日本の画家のことは西洋の画家以上に知らないので、梅原とルノワールが師弟関係があったとは全く知りませんでした。
同じ場面≪パリスの審判≫を描いても、二人の違いは一目でわかります。
色使いが違うからです。
梅原は原色に近い色を使っていますが、ルノアールはパステルカラー。
花だって、こんなに違います。
家に飾りたいのは、やっぱりルノワールです。
突然訪ねてきた東洋人の梅原(21歳)を暖かく迎えたルノワール(68歳)って懐の深い人だったのですね。
ルノワールの肖像画「マッソーニ夫人」。
当たり前のことですが、書こうと思えばこんな絵も描けるんです。
ルノワールの絵ばかりではなく、梅原が愛蔵したピカソやルオーの絵も展示されています。
パステルでどうやってこんな絵を描けるのか、私には無理です。(ドガ「背中を拭く女」)
どうです、この絵。
ピカソの「オンドリと、スイカを食う人」です。
ピカソだと知らないと、子どもが描いたみたいですよね。
マチスの「若い女の横顔」に色をつけたくなりました。
何回もこの絵を見ているのですが、最初に見た時の印象が強すぎて、この頃、感覚が麻痺しているようです。
エシレでクロワッサンとフィナンシェなどを買ってきました。
サブレとガレットは品切れで買えませんでした(悲)。
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