「ヴェルサイユの宮廷庭師」を観る2017/03/03



私が最初の花を落としてから桃の花が無事咲きました。
桃ってこんなに濃い桃色だったんですね。


無性に映画を見たくなる時期ってありませんか?
私はどうやら春に近づくと見たくなるようです。
映画館に行けばいいのに、重い腰がなかなかあがりません。


「A little chaos」っていいですね。
a little chaosが人生に彩りをそえるんじゃないでしょうか。

ずっと前にヴェルサイユに行ったのに、庭園を見てきませんでした。
もったいない。
ルイ14世が作ったのですね。
演じるのはこの人(⇓)。
合っていないかと思ったのですが、さすが俳優。
ちょっと影のある寂しい王様という感じが出ていました。


時代は1682年。
この時代に女造園家がいたのかどうかは定かではありませんが、サビーヌ・ド・バラ(ケイト・ウィンスレット)は造園家として草や木々に取り巻かれ、土をいじって暮らしていました。
そこへヴェルサイユ宮殿の庭園建設への参加を求める王からの書状が来ます。
責任者ル・ノートルとの面接に行きますが、面接に来ていた男の造園家からは疎んじられ、ル・ノートルとの面接も数分で終了してしまいます。
諦めていたところにル・ノートルが現れ、<舞踏の間>を任されます。
庭園作りは水のないところに滝を作るなど困難を極めました。

サビーヌとル・ノートルはいつしか惹かれ合うこととなります。

その頃、ルイ14世は王妃を亡くし、失意の底にありました。
ある庭で悲嘆にくれている時にサビーヌが現れ、彼を造園家のムッシュ・ド・ラ・カンティニと間違えてしまい、このことが縁になり、ルーブル宮に招かれることとなります。
飾らないサビーヌは女性宮廷貴族たちに受け入れられます。

ところがル・ノートルと契約結婚をし、やりたい放題だった妻はサビーヌとのことに気づき、謀を企てます。

庭は無事に完成できるのでしょうか・・・。

ヴェルサイユのことを描いているのに、イギリス人が映画を作ったのでセリフは英語です。
豪華絢爛たる映像です。
でも私はケイトさんの逞しい胸が気になってしょうがありませんでした(笑)。

互いに結婚生活で失敗をしていて、特にサビーヌは心に深い傷をおっていました。
新しい愛に踏み出すにはまだ傷は癒えていないけど・・・。

内容的には思った通りの終わり方でした。
映像美に浸りたい方にお勧めです。

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