垣谷美雨 『後悔病棟』2017/05/08



神田川病院に勤務する医師の早坂ルミ子は末期がん患者を担当しています。
彼女は患者や家族の気持ちがわからなくて、不用意な言葉を言って、患者や家族を怒らせることがよくありました。

また患者を怒らせてしまい、自信をなくしている時に、中庭で聴診器を拾います。
その聴診器は、患者の胸に当てると、患者の心の声が聞こえ、後悔のある過去に戻り、もう一度やり直しができるという不思議な聴診器でした。
ルミ子はこの聴診器を利用し、患者が後悔していることをやり直す手伝いを始めます。

誰でもあの時、こうすればよかったという時がありますよね。
もし、あの時、こうすれば、今は変わっていたかもしれない。

そういえば『アバウト・タイム』という映画がありました。


主人公はパッとしない男の子なのですが、彼の一家の男にはタイムトラベルができるという不思議な力があるのです。
そのため、親しくなりたい女の子ができると、その力を使い、恋人になり、結婚し、娘までできました。
しかし、自由奔放な妹のために再度タイムトラベルをしたら、家には娘ではなく息子がいました・・・。

もう一度時間を戻せたらと誰もが思いますが、それですべてが上手く行くとは限りませんものね。

どんな選択をしようが、それが最善と思い生きていくしかないです。
後悔ばかりしていては過去に生きていることになりますもの。
未来に向かって、前向きにいきたいですね。

さて、もう一度人生をやり直した人たちは、どういう結果になったでしょう。

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