よしもとばなな 『花のベッドでひるねして』 ― 2017/05/17
暑さに弱いにもかかわらず、ボール遊びをしようとする弟。
今日のような温度でもハアハア言っています。20℃を超すとダメなんじゃないのかしら?
兄は薔薇の向こうで草を食んでいます。
おデブにならないように、後ろから追いかけて走らせています。
昔から彼女の本を読んで、底の浅い悲しみだなと思いました。
あれからどうなったのかと思い読んでみましたけど、感じはかわっていませんね。
昔の感じにイギリスのスピリテュアル系が入ったのね・・・。
主人公の幹はわかめにくるまれて、海岸に捨てられてあったのを拾われ、大平家の一員になりました。
今はおじいちゃんが始めたB&Bを手伝っています。
ある日、両親が交通事故に遭い、それから不気味な夢を見るようになりました。
同じころ、誰かが家の前に石を置いて行くようになります。
後ろの不気味な家は壊され、死体が見つかります。
しばらく会っていなかった幼馴染が後ろの土地を買い、戻ってくることになりました。
すべてが繋がり、なるようになっていく。
幸せってなんでしょうね。
この本で、ばななさん曰く、「「こういうのが書きたかった」という自分の水準に達したので、半引退を決めることができました」とのことです。
彼女の水準ってものがちょっとわかりませんが。
(ファンの方々、ごめんなさい)
なんということのない話のほんわかしたファンタジーが描きたかったのでしょうか?
すぐ読める、スピリチャアル系が好きな人向けの不思議な感じの本です。
ローズベーカリーにてランチ。
セロリのスープだったっけ?
メインは豆腐。
よく聞いていなくて、鳥肉だと思って頼んでしまいました。
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