久坂部羊 『いつか、あなたも』2017/05/31



久坂部さんの本ですが、これは彼のグロさを期待して読まない方がいいです。
まっとうな終末医療のお話です。

在宅医療が扱うのは主にこれ以上治療法がなく、家庭で最期を迎えたいと希望する人たちです。
在宅医療専門クリニックの看護師から見た新米医師と院長、そして患者とその家族の六つの物語が書かれています。

表題の「いつか、あなたも」は題名に裏切られました。
ちょっと嫌な感じの内容です。
扱っているのが終末医療ではなく、精神の病の患者さんだからかもしれませんね。

自分がこういう立場にたったら、家族がこうなったら、そう思いながら読んでいました。


昨夜、ちょっと嫌なことがあり、怒りが込み上げてきましたが、ペットのおかしな寝相を見てなごみました。


暑くなると、ひっくり返ります。


頭が出るのは毎度のことです。
夏用にひんやりするマットを購入しましょうかね。