南木佳士 『ダイヤモンドダスト』&『陽子の一日』2017/06/02

や~、びっくりしました。
今頃!ということがあったのです。
10月に検査入院をするために離職し、それから七ヶ月が経ってから、離職票が郵送されてきました。
夫の扶養になるために離職票が必要と言われ、11月下旬にハローワークに行ったら手続きがされていませんでした。
短期間で辞めたから雇用保険に入れないのではと判断され、扶養手続きが出来たので、おかしいと思っていたのですがそのままにしておいたのです。
なにしろ失業保険はもらえませんから。
それにしても今頃になってから手続きしたのね。
失業保険がこれだったら、年金はどうなっているのか調べた方がよさそうです。
ちゃんんとした企業なのですが・・・。



南木圭士さんが「ダイヤモンドダスト」で芥川賞をとっていたとは知りませんでした。

タイ・カンボジア国境の難民キャンプで医療活動をしていた人たちが日本に帰ってきてからのことを描いた四作品が収録されています。
自然の中に生きる人々の生活と思いが淡々と描かれています。


陽子は信州の総合病院で30年以上も働くベテラン医師。
女手一つで子供を育て、重症の入院患者を担当してきましたが、還暦を迎え、最先端の技術にはついていけない自分を感じていました。
今は外来診察と人間ドックの患者さんへの説明を引き受けています。

そんなある日、院内メールが届きます。
送ってきたのは後輩の医師で、メールに添付されていたのは陽子の元同僚、黒田の「病歴要約」でした。
陽子は診察の合間に「病歴要約」を読み進みます。

現役医師の書いた本をこの頃よく読んでいます。
自分が入院して、医師や看護師と接してみて、この人たちは何を考えているのかと思いました。
入院するまでは、医療に携わる人たちは私なんかにはマネのできないすごい人たちだというように思っていました。
残念ながら今は、私と同じ人間で、欠点も美点もある、時には間違えることもある人たちという感じに変わりました。
絶対的な信頼感はないけれど、でも人間としての誠実さは欲しいという感じです。

黒田とか陽子のような医師に出会いたいと思いました。

新野剛志 『迷える空港 あぽやん3』2017/06/03



あぽやんシリーズの『あぽやん』、『恋する空港 あぽやん2』に続く三作目です。
読むのも四年ぶりで、内容忘れてますけど(笑)。

なんと、今回は今までのような明るさのないお話です。
というのも、空港業界もリストラの嵐が吹き荒れています。

遠藤の勤める大航ツーリストも親会社の経営破綻のため成田空港の営業所が廃止されることになり、リストラされる人が続出。
遠藤はなんとかして空港に来るお客さんに影響がないようにしようと走り回りますが、業務提携する先の会社の部長がなんか裏でやっているような・・・。
頑張り過ぎて、とうとう遠藤は空港へ行けなくなってしまいます。
心の病ですか・・・。
仲間たちは遠藤が必ず戻ってくれると信じ、自分たちの仕事を続けます。

いつ自分の勤めている会社がつぶれてしまうのか。
いつリストラされるのか。
全く先が見えない世の中です。
そのために力をつけておかなくてはと思っても、なかなか難しいものがありますね。
例え定年まで勤めあげられても、今度は年金がちょびっとですかぁ。
まともに考えると暗くなる世の中だけど、どんなことの中にも幸せを見つけられ、小さな幸福感を積み重ねられるようにならなくては、辛いだけです。

遠藤君の未来に何があるのか。
心配ですが、明るいものであって欲しいものです。

遠藤にマッサージ師が旅行について話している言葉を載せておきます。

「海外旅行っていいですね」「・・・国が違うから当たり前なのかもしれないけど、僕にはそれ以上の別世界に思える。時間を飛び越して、過去にも未来にもいけるような気すらすることがあるんです」
「別世界にくることで、病気であることを忘れられる。あるいは、閉ざされた未来を補完することができる」

海外旅行には今は犬たちがいるのでなかなか行けななくなりました。
海外で感じる柵がなくなった感じが好きです。
外国って別世界なんで、それがいいんです。
また、行きたいですね。



今日はまともに寝ています(笑)。
ベッドを夏用にしなくては。

狂犬病の注射をしに行ったら、診察台にのるのが嫌らしく、ママに抱いてと言ってきます。
後足は診察台、前足はママのお腹という恰好でお尻に注射されました。
甘えん坊です。

『刺青の殺人者』2017/06/04



夏を殺す少女』の続篇。

若い女性の死体がライプツィヒの池で見つかりました。
女性は身体中の骨を折られ、血を抜かれていました。
殺された女性の母親のミカエラは、殺された姉と一緒にいたはずの妹を探そうと思い、DV夫から金と車を奪いライプツィヒまでやってきて、事件を担当する上級警部ヴァルターと会い捜査内容を知ろうとします。
ヴァルターは亡くなった妻と似ているミカエラに手こずらされつつも事件の真相に迫っていきます。

一方、前回の事件で知り合ったウィーンの弁護士、エヴェリーンは、女性殺害の嫌疑をかけられた医師から弁護を頼まれます。
なんと一緒に暮らしている探偵の彼氏がこの医師の周りを探っていました。
医師に疑いを持ちつつもエヴェリーンは依頼を断らずにいましたが・・・。

外国の作家は猟奇的殺人を書くのが上手いですね。
どうやって人を殺すかなんて、創造力のない私には刃物、薬物、絞殺、落下・・・ぐらいしか思いつきませんわ。
日本ではタトゥーはあまりいい印象を与えませんが、ヨーロッパではそうでもないのですね。

ミカエラとヴァルターが上手く行けばいいなと思って読んでいましたが、そうはいきませんでした。
今度はエヴェリーンとどうにかなって欲しいと思いますが、そういうことはないのでしょうね。
三作目にはどういう殺人方法がでてくるのか、楽しみにしています。



夫が仕事の後、飲み会があると言っていたのに、帰ってきちゃいました。
そのため夕食は急遽外食になりました。
カレーか寿司か。
迷いましたが、カレーに。
(ちょっと千切ってしまいましたが)ナンが好きです。
これはセットのナンですが、セットでなければ大きさが1.5倍でした。
そんなに食べられませんわ。
ちょっと胃がもたれましたが、美味しいです。

豊田正義 『オーラの素顔 美輪明宏の生き方』2017/06/05



気になる人の一人が美輪さんです。
「オーラの泉」は最初の頃は一生懸命(笑)見ていたのですが、途中から見なくなりました。
何故なのか覚えていませんが。
美輪さんではなくて、一緒に出演していた江原さんのスキャンダルか何かがあってトーンダウンしたんじゃなかったっけ?
一度私もオーラを見てもらいたいと思いましたけど、どの人が本物かわからなくて、見てもらいに行かなかったような気がします。

この本はジャーナリストによって書かれた美輪明宏の伝記です。
彼の人生はテレビなどで紹介されたのを見ていたので、大体は知っていましたが、「銀巴里」で歌う経緯は知らなかったので、おもしろく読めました。
なんといっても彼が法華経を信心することになったきっかけを作った人や、信心し始めてからだんだんとスピリチュアルの方へと行くようになったということ、丹波哲郎や三島由紀夫と知り合いだったことなどなるほどと思えました。
杉並区にある妙法寺はバスで前を通ったことがありました。
随分大きいお寺だなと思いましたが、美輪さんと縁があるなんて。
今度、お寺を見に行ってみたいと思いました。

美輪さんのことが好きでも、好きでなくても読んでみると、彼の壮絶な生き様がわかると思います。

一度は「銀巴里」に行ってシャンソンを聞いてみたかったです。
銀座だから若い私には敷居が高そうな気がして行けませんでした。
今なら行けそう。



かわいく寝ている兄犬。
夏用のベッドのMサイズを買ったら、大き過ぎました。
おさがりはよく床を汚す弟犬にやりました。
早速、トイレの上に持っていって寝ています。


ローズ・ベーカリーの「ベジタブルプレート」。
体にいい感じです。

読んだ漫画2017/06/06

姪が結婚することになり、色々と結婚式について調べていくと、私が若い頃にしたことが非常識であったことがわかりました。
本当に知らなかったのです。
友よ、ごめん。
だって、北海道は招待制の結婚式じゃないんだもん、グスン(言い訳です)。

『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見ていると、小布施がでてきました。
千曲川河川公園って、私行ったことがあります。
桜と菜の花が綺麗な場所だったはず。
懐かしい風景です。
また行きたいなと思いました。


菅野美穂ちゃん主演のドラマがありましたね。
ドラマはちゃんとは見ていなかったのですが、漫画はすごいですね。
週刊誌の編集者はとてつもなく大変ということを聞いていましたが、たぶんこの漫画のようなのでしょうね。
雑誌の編集者希望の人は読んでみるといいでしょう。

山下和美 『天才柳沢教授の生活』1~17
やっと17巻目まで読みました。
相変わらず柳沢教授はおもしろいです。
頭が固いかと思ったら、さにあらず。
人に対する興味が普通の人以上にあり、優しいのです。
一緒に暮らすと大変ですが、知り合いになるといいかも。

山下和美 『続数寄です!』1~2
数寄屋造りの家に住まい始めてからの様子を描いた作品。
和の暮らしをしようと色々とやりますが・・・。

吉沢緑時 『NKJK』1~2
親友が入院しました。命に係わる病気です。
彼女にできることは何か。
それは免疫力を高めること。
「NK細胞」を活性化させるために、少女はお笑いを究めることにします。

こやす珠世 『病室で念仏を唱えないでください』1~3
救急救命医なのに僧侶という松本。
病院の中を法衣で歩き回り、僧侶=お葬式という世間の目で見られ、色々と物議をかもしだしています。
新米医師兼僧侶の松本の成長はいかに。

吉田秋生『海街diary8 恋と巡礼』
鎌倉が舞台の漫画。映画にもなっています。
今回は姉妹の恋がテーマ。
いつまでも一緒にはいられないけれど・・・。
それぞれの道を踏み出そうとしています。

佐々木彩乃 『乳がんでもなんとかなるさ 独女マンガ家闘病記』
40歳おひとり様マンガ家が乳がんにかかり、病院を決め、入院し、退院するまでのもろもろのことを描いた漫画です。
病気になり、入院が必要になると、40歳以上の年齢では親にも頼れず、兄弟はそれぞれ家族がいるし、友人にお願いできるかというと、なかなか難しいものがあります。
彼女は恵まれているのですが、人は彼女の思うようには人は動いてくれません。
その苛立ちなどを正直に書いています。
辛いのは病気に罹った人なのですが、病人じゃない人にはその辛さはわかりまん。
許してやってください。病気のせいでもありますから。

前田ムサシ 『フィリピンかあちゃん奮闘記inジャパン』
フィリピン出身のおかあさんがすごいです。
憎めないキャラ。
一緒に暮らすと大変そうですが、笑えます。



兄は新しいベッドが気に入ったらしく、すぐに寝ていました。
大きいのでノビノビと眠れるのかしら。