桐野夏生 『夜の谷を行く』2017/07/02

1971年から72年に連合赤軍が起こした山岳ベース事件に基ずいた作品です。
「総括」と称するリンチで30名弱のメンバー中12名が殺害されたそうです。


2011年2月連合赤軍の最高幹部だった永田洋子が亡くなりました。

山岳ベース事件から40年が経っても、元女性兵士だった西田啓子は自分の過去を周りに知られないように、ひっそりと孤独な生活をしていました。
重役候補だった父親は啓子の服役中に、母親もその10年後に亡くなり、妹は彼女の事件のせいで離婚を余儀なくされていました。
5年間の服役を終えてから啓子はほそぼそと塾をやっていましたが5年前にやめ、少しの貯蓄と年金で暮しています。
しかし、永田洋子が獄中で死んだことを知らされ、「永田洋子を偲んで送る会」参列の誘いが来てから、啓子は四十年前の過去と対峙することとなります。

山岳ベースには女性が10名ほどいたそうです。
その人たちには子供がいたり、妊娠していたり、保母さんや看護師さんだったそうです。
何故なら「山で子どもを産み育てていく計画があった」からなのだそうです。
それなのに何故あのようなことが起こったのでしょうか。
桐野さん独自の見解が書かれています。

世代が違うので、私自身、この当時のことは詳しくは知りませんが、こういうことがあったと知っておくのはいいことだと思います。
「贖罪」について考えさせられました。
最後に光が見えたのが救いでした。


のんきな我が家の犬。


アレ、頭はどうなっているの?
首が痛くないのかしら?

コメント

_ ミニー ― 2017/07/03 15時21分59秒

可愛い寝姿ですね~
安心しきってる感じがします(笑)

_ coco ― 2017/07/03 20時36分41秒

ミニーさん、こんにちは。
まったく無防備で困ります。
たまに昼寝の時に一緒に寝ますが、その時も横になって寝ています(笑)。

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