樋口有介 『林檎の木の道』2017/07/19



高2の夏、暇に任せて池堀りをやり、退屈を紛らわせていた時に、元ガールフレンド、由実果の死を聞かされた広田悦至。
彼女が千葉の海で自殺した日、電話が来て、これから出てこれないかと呼び出されたけれど、いつものきまぐれだと思い断っていました。
由実果はどう考えても自殺なんかする女ではなかったと思う悦至。

お通夜の日、悦至に失礼なことを言う女、涼子と出会います。
二人は林檎の木のある保育所に通っていて、悦至は彼女のスカートめくりをしたと涼子は言い張ります。
彼には記憶がないのに。

ひょんなことから涼子と一緒に由実果の死の真相を探ることになる悦至。
由実果には彼らの知らない姿がありました。

悦至の母がバナナの研究家で、若い男性と付き合っており、彼のおじいちゃんは若い女性に飲み屋をやらせ、子作りも考えています。
悦至はその飲み屋によく行き、なんと17歳なのにビールなんか飲んじゃってます。
その上、不思議な親友に告白されちゃったりして。

ミステリですが、謎そのものは大したことがありませんが、悦至の周りの面々が魅力的でした。
悦至は高校生なのにおやじっぽいな。
今の高校生ってこんなもんなのかしら?




肝臓の薬を飲まなくなって一カ月。
病院に行き、血液検査をしました。
腕に針を刺されるのが嫌らしく、右で失敗し、左で採りました。
値はGPTとGOP(だと思ったけど定かではない)は50台と100台。
医師は正常範囲内といいますが、大丈夫でしょうか。
一時期体重が減ってしまったのですが、この頃、暑くてすぐにハアハアいうので、あまり動いていないせいか体重も3㎏に戻りました。
トリミングのお店で狂犬病とワクチンの証明書を出すように言われているので、狂犬病の注射をしました。
一カ月ごとに血液検査をしていき、これからずっと肝臓の値を見続けることになります。
今は若いので元気ですが、年をとるとどうなることやら。