認知症+末期癌は緩和病棟(ホスピス)に入れない?2017/08/15

柵の外に出られて嬉しい弟犬です。


彼は物を咥えると離そうとしません。
「出せ」の練習でいつも大変な思いをします。
おやつを見せても、おやつよりもおもちゃの方がいいようで、なかなか離しません。
こちらも諦めずに頑張ります。
やっとおもちゃを離してくれたので、「いい仔ね」と猫なで声を出してなでてやりました(笑)。

さて、義母の転院先探しの方はというと、進展が全くありません。

末期癌になれば、誰でも希望すれば緩和病棟(ホスピス)に入れるのだと思っていました。
しかし、そこに認知症が加わると、話は別です。

たまたま2つの病院の面談が一緒になったので、夫と私とで手分けをして行くことになりました。
一番印象がよかった病院は、夫が行きました。
医師との面談で、一般病棟は認知症のため前に断られていたのですが、療養病棟に入れるかもしれないと言われたので、聞いてみると、満床で当分空が出ないそうです。
医師から、「ホスピスはどういう所だと思いますか」、「認知症でも、ホスピスに入るのだから、ちゃんと病気のことは伝えてください」などと言われたそうです。
ホスピスのコーディネーターと医療関係者の間に温度差があるようでした。
結局、この病院は10月末までホスピスが空くのを待つしかなさそうです。

もう一つの家から一番近い病院には私が行きました。
医師は、「そんなに持たないと思うよ」、「こういうことを言っちゃなんだけど、認知症でよかったと言うこともあるからね」、「点滴などを受け付けなくなるので、量は減らすことになります。呼吸器も使いません。そういうことを理解してください」。
「何か困っていることとか聞きたいことがありませんか」と言われたので、大学病院から紹介された転院先が遠くて困っていることを言うと、今は満床ではないので早く入れるかもしれないと言われました。
良かったと思っていたら、ベットのことは看護師がやっているので、医師と一緒に面談にいた看護師と話してくださいと言われました。
しかし、看護師は色々と聞いた後に、「痛みとかはないのですよね。緩和病棟ですから、痛みとかない方は適用範囲ではないと思います。まあ、色々と転移があるので、それを考慮できますが、入棟判定委員会で話し合ってみます」、「転院先の病院へは行ったのですか。まだなら必ず行ってください。そこが思ったよりも良かったという場合もありますから」。
家から遠いので近くの病院を探しているというのに、こうですから。
暗に受け入れたくないという感じです。
看護よりも介護の度合いが多くなる場合はホスピスは受け入れたくないようです。
介護施設は末期癌の患者は受け入れてくれないでしょうし、病院では認知症の場合、看護師の手がかかり、意思の疎通が大変だからか、受け入れたくないようです。
認知症でも末期癌の場合はホスピスに入れると思っていたのですが、現実は違うようです。
緩和病棟を見学できたので、見てきました。
ベットは空いていて、差額のかかる2部屋を見ることができました。
看護師さんの話ぶりからベットが空いていてもすぐに入れてもらえないことは明らかです。
病棟の看護師長さんとも挨拶をしたのですが、無駄よねぇ・・・。

2つの病院では面談だけで5400円かかりました。
入棟判定委員会は形ばかりだと言っていましたが、どうだか。
このままでは遠い老人病院に入り、そこで亡くなる確率が高くなりました。
転院する病院があるだけましだと言われればそうなのですが・・・。
夫は変な夢を見たと言って、明日も別のホスピスの面談があるのですが、私に行ってもらい、義母の顔を見にいきたいと言っています。
やらないよりも色々とやってダメだったのだからあきらめがつくと言っていますが、男にとって母親は父親よりも思い入れが強いようです。
夫のために近くの病院に入れればいいのですが・・・。

病院巡りをしていて思ったのは、私たちの老後は絶望的だということです。
お金が沢山ある人なら、好きな介護施設や病院に入れるでしょう。
それ以外の人は運が良ければ・・・という感じです。
ピンピンコロリを祈るか、老い先が短いことがわかったらどこかで自死をするしかないんではないでしょうかねぇ。

病院に行くたびに暗くなっていきます。