大山淳子 『あずかりやさん』 ― 2017/08/20
気分がささくれている時には、ほっこりくる本でも読んで、癒されましょう。
不思議なお話です。
東京のある商店街に、「一日百円で、どんなものでも預かります」という「あずかりやさん」があります。
預けに様々な人たちがやってきます。
お店にいるのはのれんやからっぽのガラスケースの付喪神(かな?)と社長と名付けられた白い猫。
店主は目の見えない男性ですが、記憶力がすばらしくよく、お客の名前とあずかりものとその期間を正しく覚えています。
さて、あなたなら何を預けますか。
私なら、このお坊ちゃまを預けましょうか。
やんちゃなので、店主から預かれませんと言われそうですが・・・(笑)。
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