インドリダソン 『湖の男』2017/10/08



アイスランド・ミステリ。
レイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルが主人公のシリーズの4作目。

干上がった湖の底から白骨が見つかった。
頭蓋骨には穴が開いていて、何者かに殺害されたようだった。
白骨にはロシア製の壊れた盗聴器が結び付けられていた。
一体誰なのか。
ロシアとどういう関係があるのか。
エーレンデュルたちが捜査を任される。
捜査しているうちに三十年前に行方不明になっていたある男にいきあたる。

ひょっこり現れたエーレンデュルの息子は彼に何を求めているのでしょうか。
娘は相変わらずで、エーレンデュルも愛想をつかしています。
彼は未だに行方不明になった弟のことが忘れられず、その後悔から失踪者を探さずにはいられないようです。

冷戦時代のアイスランドとロシア、そしてドイツの歴史が大きく関係しています。
インドリダソンの本を読むたびに登場人物たちの生きざまに想いをはせます。



珍しく夫がランチを付き合ってくれました。
チキンというので、鳥ももがドーンと出てくると思ったら、残念、オープンサンドイッチでした(笑)。


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