上田夕里 『トラットリア・ラファーノ』2018/02/17



上田さんの本は洋菓子店シリーズの物を読んでいました。
この本の舞台は神戸にあるイタリア料理店。
どんなお話かと楽しみに読んでみたのですが・・・。

父親の跡を継ぎ、兄と妹と一緒にイタリア料理店、トラットリア・ラファーノを営んでいる和樹は、ホールを担当していました。
ある日、高校の時の同級生だった優奈が友達と来店する。
料理を気に入ったらしく、優奈はマメに食べに来るようになる。
その後、高校時代、ソフトテニスのパートナーだった伸幸が現れる。
彼と優奈は婚約しているというが、和樹に何か相談があるようだった。

三角関係っぽい話ですが、草食系男子の和樹には青天の霹靂。

私には考えられないのが、優奈のことです。
ホールを担当している和樹に、彼の料理を食べたいと言うんですよ。
それもお店で。
こういう女性って多いんでしょうか?
私には絶対に合いませんわ。

舞台は素敵なのに、ちょっと残念なお話でした。



「僕のボール、取っちゃダメだよ」というように睨んでいる弟犬。
この仔はいつまでボールに執着するのかしら?
ひょっとすると兄は、本当はボールと遊びたいけれど、すばしっこい弟がボールを取っちゃうので、遊ばなくなったのかもしれません。

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