風野真知雄 『わるじい秘剣帖十 またあうよ』2018/03/20



前回で、悪事がバレ、最後のあがきをしている岡崎玄蕃は、腹を切る前に珠子の唄を所望しました。
仕方なく玄蕃の屋敷にはいっていく珠子と彼女に付き添っていく愛坂桃太郎。
岡崎に小唄か端唄を所望されると思ったら、なんと30分もかかる長唄を歌えと言われます。
どこまでもゲスな奴。
仕方なく珠子は歌います。
珠子の唄を聴いた後、岡崎は珠子にいっしょに死んでくれと言いだします。
どうする桃太郎。

(ネタバレあり)
桃太郎の働きで危機を脱した珠子は芸者を止め、唄と三味線を教えて暮すことにします。
一方、桃太郎は、息子の仁吾が岡崎の件の時に切られて生死の境をさまよい、しばらく仕事ができなくなったため、息子の代わりに目付に複職せよとの辞令が来てしまい、忙しくなってしまいます。
桃子と一緒にいたいけれど、勤めを断ることはできません。
因縁の相手との戦い後、鎌倉まで半月ほど出向かなければならなくなり、しばらく桃太郎は桃子と離れてくらすこととなります。

わるじいシリーズ、ここで終わりとなりました。
次は桃子が大きくなってから?
こんなじいさんがいると桃子も大変ですね。

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