ヴィッキ・ディレイニー 『サンタクロースの一大事?』2018/04/28

コージーミステリの本って短時間で読み終わってしまいます。
本当は英語で読むといいのですが、この頃、英語を使わないので面倒になっています(笑)。
オリンピックに向けて、再度、勉強しようかしら。

赤鼻のトナカイの町シリーズの二作目。


一年中、クリスマスの町、ルドルフ。
クリスマス直前で、賑わいは最高潮。そんな時に殺人事件が起こる。

町一番の高級ホテルの経営者兼支配人のジャックが病気になり、一人息子のゴードンが支配人の代理をしていたが、彼は父親がいない間にホテルを変革をしようとする。
安ホテルチェーンとフランチャイズ契約を結んだり、美しい庭に大型商業施設を誘致しようとしていたのだ。
ところがゴードンが遺体となって見つかる。
容疑者となったのが、クリスマスグッズ専門店<ミセス・サンタクロースの宝物>のオーナーでメリーの父、ノエル。
ノエルは元町長で、ルドルフをクリスマスの町とするために力を注いだ人。
見かけもサンタらしかったので、サンタクロース役もしていた。
この事件のせいでイメージが悪くなるからと、ノエルはサンタクロース役を外されてしまう。
メリーは父のため、町のため、犯人を探すことにする。

こんな町があったら、一度は行ってみたいですね。
夜が一番ロマンチックなんでしょうね。
それにしてもどこの国でも町興しって大変なんですね。
過疎化が進まないようにするには何か目玉がないとダメですしね。
そういえば案山子で有名になった村がありましたね。
村民約40人に案山子が約100体とか、笑。
たくさんの観光客が訪れるようですが、高齢者ばかりなので、このままでは案山子しかいなくなってしまいそうだとか。
案山子が怖いとまで言われていて、なんかかわいそうです。
でも、自分がそういう場所に住めるかというと無理そう。
なかなか村興しも難しそうです。