エマ・ジェイムソン 『第九代ウェルグレイヴ男爵の捜査録』2018/05/12



イギリスの由緒ある男爵家の生まれで、ロンドン警視庁に務めるヘザリッジ警視正は還暦を前に、自分の人生の区切りとして引退も考え始めていました。
彼はいつもレディファーストを忘れず、身だしなみに気をつけ、たまにタキシード姿で捜査に当たり(パーティに出ていて呼び出されたのよ)、署内の朝食は伝統的英国風というダンディさ(素敵だわ)。
そんな彼が、31歳のはねっ返り娘、若き部長刑事・ケイトに心を惹かれてしまいます。
たまたま高級住宅街で富豪が撲殺されるという事件が起き、ケイトと一緒に捜査に乗り出すこととなります。

バリバリのミステリを期待してはいけません。
女子の好きな貴族のお話+ミステリ+ロマンスですよ。
第二話からヘザリッジ卿とケイトのロマンスはどうなるのか、彼らにインド系のバハールがどう絡むのかが楽しみです。

英国貴族が好きな方、どうぞお楽しみ下さい。

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