伊藤比呂美 『閉経記』2018/06/22

弟犬の肝臓の薬をごまかすために犬の餌のトッピングとしてヨーグルトを使っていましたが、切らしたので、なしで餌をやると、兄犬が「エ?」という顔をして、餌を食べませんでした。
次の日もヨーグルトを買うのを忘れたので、トッピングなし。
同じように「エ!」という顔をして、餌を食べませんでした。
面倒なのでほっておき、夕方、帰ってきてみると餌はそのまま残っています。
しかし、食事の用意をしてから餌をやろうとすると、餌がなくなっていました。
流石にお腹が空いたのでしょうね。
軽目に餌をやると、これも食べました。
弟のハンストは3日間、兄は1日しかもちませんでした(笑)。


この本は特に閉経について書いているわけではなく、老いていくと女性なら誰にでも起こる出来事を、辛辣にかつユーモアを交えて書いています。
更年期の年代になると、身体は変わり、体重は減らず、親は老いて介護が必要になり、亡くなったり、夫は偏屈になり、子どもは去り・・・。
伊藤さん自身も、再婚してカリフォルニアに彫刻家の夫と住み、父親の介護に月に一回、熊本とアメリカを行き来し、娘が3人いて・・・色々とあります。

気になったのが、ズンバ。
エアロビよりもおもしろそうですが、近所にやっているところ、あるかしら?
動画で見ると、若い人が踊ってますね。
日本の50代女性はスポーツクラブに行かないですものね。

勉強不足ですが、「漢」を「おんな」と読ませていますが、「おとこ」のことではないのですね?
伊藤さんのオリジナルでしょうか?
おんなもおとこと同じように勇敢に人生に立ち向かっているという感じですかね。

男性が読むとどうかはわかりませんが、女性は共感する部分がたくさんあると思います。
若い女性は自分が年取った時の参考になるかも。
私はパワフルな伊藤さんを人生の師として見習うことにします(笑)。