遠藤彩見 『イメコン』2018/08/02

明日から七夕祭りだという阿佐ヶ谷パールセンター商店街に行ってきました。
毎年すごい人出で、狭い道を歩くのも大変です。
「はりぼて」はできあがっている物が多く、前日でも雰囲気に浸れます。
目についたのがこれです。


有名なザトキワのマサルです。
ずいぶんと話題になっていましたものね。




イメコンとはイメージ・コンサルタントのことです。
人って見かけに左右されますものね。
美人は得だとか言うけれど、第一印象だけなら得でしょうね。
私なんか同僚に黙っていると怖いと言われます。
その点、子どもはわかるらしく、怖がってくれませんが(笑)。
もう少し柔らかい表情になるといいのでしょうが、実は人見知りですから、初めての人に会うと、どうしても顔がこわばってしまいます。
イメージ・コンサルタントがいたら、相談できたかもしれませんね。
今は周りのお年寄りを見て、こうならないようにしようと思っています。
結構怖い顔をしている人が多いような気がします。
年を取ると体が辛いからかもしれませんが・・・。

高校に通えなくなり、引き籠っている武川直央は、たまたま訪れた市役所のカフェに勤務する女性が危ない目に遭った場にいたため、犯人扱いされてしまいます。
その時に助けてくれたのが、一色一磨。
彼は市長をしている直央の叔父のイメージ・コンサルタントでした。

直央は一色と一緒に様々な事件を解決していくことになり、だんだんと変わっていきます。
こどもは自意識過剰な面もあり、人から言われた何気ない一言に傷つき、心を閉ざしてしまうこともあります。
閉ざした心を開くためには、直央のように人との出会いが必要だったりするのかもしれませんね。

お仕事本にするには、もう少しイメージ・コンサルタントの仕事を書いて欲しかったです。