いぬじゅん 『新卒ですが、介護の相談うけたまわります』 ― 2018/09/14
現役のケアマネージャーが書いたらしいのですが、大卒ですぐに相談員になれるものなのですか?
私の知り合いの子は介護施設のある法人に経理で入社しましたが、「一年間現場に行って来い」と言われ、認知症の人のための介護施設で働き、ちゃっかり結婚相手まで見つけ、その後、経理をやっています。
ある社会福祉法人に入社した小飼里枝はやる気まんまん。
しかし、配属されたのは、希望した特養の相談員ではなく、「介護保険外相談所クルマル」という所。
介護保険「外」ってどういうこと?
「納得できません!」
覇気のない所長の早馬とお菓子作りの得意な事務員さんと、やって来る人たちの保険「外」相談にのるにつれ、介護の実態を知ることになっていく里枝ちゃん。
頭だけではなく体も使い、やってくる人たちの相談にのっていきます。
まず最初に傾聴ですか・・・。
介護「外」ですから、介護の現場をそのまま描いたわけではありませんが、介護界の一端を知るのにはいい本です。
これから介護の仕事につきたいなとか、介護の仕事を知りたいなという人が読むといいでしょうね。
それにしても、ショッピングセンターの方がいい給料だからと転職していく人が多いという話は本当なのかしら?
本当かどうかは置いておいて、もっと介護職の給料を上げるべきですね。
自分の老後を考えると、暗くなりますわ・・・。
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