柴田よしき 『草原のコック・オー・ヴァン』2018/10/17

コック・オー・ヴァンとは、鳥肉を野菜と赤ワインで煮込んだ料理のことです。
簡単にできて美味しい料理です。


風のベーコンサンド』の続きです。

無事に離婚が成立し、百合が原高原のカフェも2度目の冬を迎えます。
そういう時に新しい住民がやってきます。
祖父母がやっていた葡萄園を買戻し、そこでもう一度葡萄を育て、ワインを作ろうというのです。
しかし、彼が元ロックバンドのギタリストということがわかり、色々と騒動が起こります。
菜穂は何故か彼のことがきにかかり、差し入れを持参して様子を見に行ったりしてしまい、市役所に勤める亮介とはどうなるんだと村の住民に邪推されてしまいます。

美味しいカフェご飯がでてきます。
野菜も肉もバターも、すべてが丁寧に作られていて、そんな素材を使うと料理もおいしくなるのでしょうね。
ア、もちろん料理人の腕も大事ですが。

最後がハッピーエンドだったので、これで終わりかと思うのですが、まだ続くのかしら?
村の閉鎖的なところが嫌ですが、狭い世界ですから仕方がないといえばないのですが・・・。
菜穂には南さんという強い味方がいるのだから、三年目も上手くやって行って欲しいものですね。
御節とパーティ料理の次は何に挑戦するのかしら。