アリ・ブランドン 『書店猫ハムレットの挨拶』 ― 2018/11/29
黒猫ハムレットが登場するシリーズの最後の本です。
叔母から相続したニューヨークの書店<ペティストーンズ・ファイン・ブックス>もオンラインストアやカフェスペースを新設し、それなりに繁栄している。
オーナーのダーラはお店が忙しいにもかかわらず、恋人になりそこねた刑事リースの婚約者のコニ―に振り回される毎日。
今度は特注したウエディングドレスが気に入らなくて、燃やしたと言いだす始末。
仕方ないので、近くのウエディングドレス屋を紹介すると、一緒に行ってくれと頼まれる。
そうこうしているうちに、なんと兄妹で経営している隣のアンティークショップで殺人事件が起こる。
兄のミスター・プリンスキが殺されたのだ。
容疑者としてあげられたのが、妹のメアリーアンが高校生時代につきあっていて、つい最近再会したばかりのホッジだった。
最後なので、すべてが収まるところに収まるかと思ったら、そうでもなかったです。
まあ、人生なんてそんなもんですから、作り話めいてなくてこれでいいのかもしれませんね。
ハムレットはこれからも本を落し続けるでしょう。
彼みたいな猫、飼いたいなぁ。
<今日のわんこ>
夕方、わが家のお犬様はベッドでぐっすりと寝ています。
邪魔すると、迷惑そうに顔をしかめますが、起きません。
兄犬は私のベッドの上に置いた犬用ベッドで寝るのが気に入ったらしく、私が寝ようと椅子から立ち上がると、すぐに現れます。
不覚にも気づかず起きれなかった時は、早朝に私が目を覚ますとクンクン鳴いて、ベッドに運んでくれと要求します。
犬のベッドが人間のベッドの半分近くを占領するので、寝ずらくて仕方ありません。
毎夜、犬に気づかれないように寝ようとしますが、じっと耳をすませて人間の行動を見張っているようです。
今夜も犬に気づかれぬように行動しなければ・・・(笑)。
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