本多孝好 『MEMORY』2018/12/02



阿佐谷の神明宮に行ったら、道に沿って幼稚園児が書いた灯明が置いてあり、拝殿のところは白い紙の灯明がありました。
夜にろうそくの火をつけるようです。
こういうことをするのがわかっていれば、もっと遅くに来たのになぁ。



『MOMENT』、『WILL』に続く作品です。
短編集で、主要人物は葬儀屋の森田と文房具店の神田ではなく、彼らが関わった人たちです。
森田と神田の中3からその後がわかる話です。

昔からなかなか進まない森田と神田の関係です。
ホント、二人の不器用さがもどかしいけど、ほほえましい。
最後の場面でホッとしました。

是非とも『MOMENT』から読んで欲しいです。
彼の作品が気に入ったので、続けて読んでみたいと思います。