クレオ・コイル 『沈没船のコーヒーダイヤモンド』2018/12/03



コーヒーショップ<ビレッジブレンド>のマネージャーをしているクレアは経営者で元夫でバイヤーのマテオの母であるマダムから、マテオの様子がおかしいので調べて欲しいと頼まれます。
そんな彼女たちのことにも気づかず、マテオは多くの乗客と共に海底に沈んだイタリアの豪華客船が現代によみがえることになり、船内で飲まれるコーヒーのコンペがあるので、参加しようとクレアに言ってきます。
コンペに参加することにしますが、その頃、恋人でニューヨーク市警の刑事のマイクは警察官を狙った銃撃事件に関わっていました。
クレアはマイクのことが心配でたまりません。
マイクの同僚が撃たれ、病院に運ばれた時に看護師から言われた「友人には法律上の地位はありません」という言葉にクレアは悲しい思いをしてしまいます。
もし、マイクが撃たれたら・・・。
クレアの気持ちを聞き、マイクはあることを決心します。

クレアとマイクの関係はどうなるのか。
警官銃撃事件の犯人は一体誰なのか。
そして、沈んだ豪華客船に隠された過去は・・・。

コージーミステリの割に読み応えのある内容でした。
18巻まで発売されているようですが、クレアとマイクはなかなかハッピーエンドにはならないようです。