矢崎存美 『編集者ぶたぶた』 ― 2018/12/09
ぶたぶたシリーズは20年目で29冊出版されているそうです。
長く続いていますね。
今回のぶたぶたさんは編集者です。
五編の物語のうち、私は「文壇カフェへようこそ」が一番好きです。
何と言っても食べ物が出てきますもの。
ぶたぶたさんは元編集者で、今は文壇カフェをやっているという設定です。
食事のメニューは、ランチはコッペパンに具材を挟むサンドイッチだけで、ディナーはハンバーグなども食べられるというカフェです。
ちなみに、私は今日、ランチに某コッペパンのお店に行ってハムカツサンドを食べてきました。
何故ハムカツだったかというと、この本に出てきたから(笑)。
コッペパンが堅く、コーヒーにマメのカスが入っていたり、ハムカツは揚げたてではなかったようで、残念。
人が入るようになると質が落ちるのかしら?
ぶたぶたさんのカフェはそういうことはなくて、いつも美味しいものが食べられそうですね。
今回は編集者というきつい仕事のためか、出てくる人たちも辛そうで、読んでいてもあまりほんわかできませんでした。
次は整体師ぶたぶたとか、鍼灸師ぶたぶたになって、やってくる人たちをリラックスさせてもらいたいなぁ。
占い師ぶたぶたでもいいかも(笑)。
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