森晶麿 『黒猫のいない夜のディストピア』2019/01/05

読んだ本がわからなくなっていますが、とりあえず黒猫シリーズを。
第二部の始まりです。


黒猫の付き人をしていた私は大学院を終了し、博士研究員となりました。
そして、私は今や黒猫のフィアンセ。
黒猫と喧嘩した日、所無駅付近で自分とそっくりの女性と出会います。
白い髪、白い瞳、白いワンピース。
一体彼女は誰?

ちょうどその日、論文のことで学部長の唐草教授に紹介された反美学研究者の灰島浩平に会うことになっており、ついつい彼にその女性のことを話してしまい、一緒に謎を解く羽目になってしまいます。

その頃、所無駅周辺に都市開発計画が持ち上がっており、その計画は白を基調にしていました。

自宅には暗号が書かれたハガキが届き、母の雪絵は自分とそっくりな女性と会っていました。
私の周りで何が起こっているのか・・・?

相変わらず黒猫は何事も見通しています。
私はそんな黒猫の気持ちがわからず、今回は浮気をうたがったり・・・。
もちろん黒猫ですから、そんなことないですけど。
私とドーナツ好きの変人灰島の関係がどうなるのか、続きが楽しみです。