片野ゆか 『平成犬バカ編集部』2019/03/17



今回は『Shi-Ba』という日本犬専門誌を作った男の物語です。

『Shi-Ba』という雑誌のことは知りませんでした。
家の犬、日本犬ではないものねぇ。
今までパチンコ雑誌の編集をやっていた井上祐彦は、干されてリストラ間近。
起死回生のために、思い切り好きなことをやろうと、企画会議で「日本犬の雑誌を作る」をプレゼンします。
すると、社長の廣瀬が「やってみな!」と鶴の一言。
辰巳出版の社長さんは懐の深い人(チャレンジャー?)なんですね。

最初の表紙犬は編集長・井上の愛犬・福太郎でした。
その他、モデルとして自分の犬をバンバン使います。
井上さん、本当に自分の好きなように雑誌を作ったのねぇ。

『Shi-Ba』は犬を家の中で飼う、ドッグフードを食べさせる、犬に服を着せるということが、まだ一般的ではなかった頃、2001年に発行されました。
この雑誌が今までの犬文化を変える一端を担ったようです。

犬バカとはこういう人たちのことを言うのだと思います。
好きを仕事にできて、楽しいだろうなぁ。
エピソードが面白すぎです。(本を読んでね)

『Shi-Ba』は読んだことがないけれど、今度買って読んでみます。

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