小路幸也 『アンド・アイ・ラブ・ハー』2019/05/26



年に一回出版される「東京バンドワゴン」シリーズも14冊目となりました。
子供たちはスクスクと成長しています。
「出会いと別れ」がテーマですね。
人の一生なんて、「出会いと別れ」がすべてですもの。

花陽は医学部2年生。
両親はイギリスへ行ったのですが、家族と彼がいるので淋しくないでしょう。
研人は高校卒業に向けて進路を決めなければなりませんが、ミュージシャンになると決めているのでいいのですが、彼のバンド仲間のことで悩みが。
かんなちゃんと鈴花ちゃんはおしゃまな少女へと成長しつつあります。
すずみさんの病気が心配です。
青の産みの母で女優の池沢さんにちょっとした出来事がありますが、それも無事に終わります。
今回、一番、変化があったのは元女医のかずみさんとIT企業社長の藤島さん、そしてLOVE TIMERのドラム担当ボンさんです。
人生は「出会いと別れ」ですから・・・。

ちょっとマンネリ気味に感じていた「東京バンドワゴン」でしたが、今回は盛り沢山な内容で良かったです。
人の一生では「出会い」も「別れ」も同じ量なのでしょうか?
そうなら次回は「出会い」が多いかもね。


日中はママのストーカーの兄ですが、夜はママが兄のストーカーになります。


日によって寝方が変わる兄。
今夜はどんな寝方が気になるのです。