川瀬七緖 『スワロウテイルの消失点 法医昆虫学捜査官』2019/08/20



法医昆虫学捜査官シリーズの最新作です。
法医学者は死体から死因を探りますが、法医昆虫学者は現場にいる昆虫類から被害者や犯人のことなどを探っていきます。

東京・杉並区の住宅で男性の腐乱死体が見つかります。
法医昆虫学者の赤堀と岩楯刑事、岩楯の相棒の深水巡査部長、高井戸署署長、鑑識課長らが司法解剖に立ち会います。
遺体にメスが入った直後に、立会人たちに発疹や出血、痒みが・・・。
感染症かとパニックに陥る面々でしたが、赤堀だけは何が原因がわかっているようで、落ち着いていました。
何故、現場にその虫がいたのか、赤堀は相変わらずの調子で調べ始めます。

赤堀先生のお付きだけでも大変なのに、第二の赤堀になりそうな訳あり毒舌の深水巡査部長が相棒になった岩楯刑事。
ご愁傷さまです。
でも「大切な人を失いたくない」という赤堀先生の気持ちは痛いほどわかりました。

今更ですが、昆虫や動物について研究すると面白そうと思いながら読んでいました。
出てくる少年が後にツバメの研究者として大成するといいですね。
赤堀vs岩楯、岩楯vs深水、赤堀vs波多野(捜査分析センターのおじいさん)と楽しみなペアが増えています。
次回はこれらのペアがどう楽しませてくれるのかしら?


我が家の犬たちはやっと落ち着きつつあります。
弟と一緒にいるのが嫌な兄犬は弟といると絶対に前を向きません。


何故か弟だけがカメラ目線でお座りをします。
兄はカメラをずっと無視。

一緒に暮らすのも二日間で終わりになりました。
私がいない間に兄が弟に向かってうなっていたそうで、夫が一緒に暮らさせるのを諦めて部屋を柵で二分割したのです。
もう少し試してもいいかとも思いましたが、仕方ないですね。


脳天気の弟はかわいらしい顔を向けてきます。
どんなに嫌がられてもめげずに兄にちょっかいを出し続ける弟は辛抱強い?
可愛くなった弟もかわいがりたいママですが、弟を5分抱いたら兄を10分抱くというようにしてやりますわ。
そうしないと兄がいじけそうですもの(笑)。

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