この頃読んだ本2019/09/08



東川篤哉 『ライオンの棲む街』、『ライオンの歌が聞こえる』、『ライオンは仔猫に夢中』
平塚おんな探偵の事件簿シリーズ。
故郷に戻ってきた元OLの川島美伽は高校の同級生の生野エルザと再会し、探偵事務所をやっているエルザに強引に探偵事務所の手助け(?)をさせられます。
エルザは”雌ライオン”の異名を持ち、誰にでもタメ口をきく女だか、人目を引く美貌の持ち主。
一方の美伽はエルザの陰になってしまう地味な女。
この2人が依頼人の持ち込む事件を捜査していきます。

神戸遙真 『ニセモノ夫婦の紅茶店~あの日の茶葉と二人の約束~』
シリーズ物の2巻目。
あやめが何故館山まで来てしまったのかがわかります。

石井睦美 『から揚げの秘密』
ひぐまキッチンの2巻目。
やっと社長秘書の仕事に慣れてきたような樋口まりあですが、周りの助けによりなんとか仕事をしています。
今回扱うのは筍、ギムレット、赤飯、そば、から揚げなど。

仲町六絵 『京都西陣なごみ植物店 1~3』
京都府立植物園に勤め始めた新米職員の神苗健はお客さんからの相談にあたふたする毎日。
西陣にある「なごみ植物店」の店員で、「植物の探偵」を名乗る和久井実菜の助けを借りてどうにか相談にまつわる謎を解いていきます。
植物の不思議がわかる本です。

島田荘介 『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
イギリス留学した漱石とシャーロック・ホームズが一夜にしてミイラになってしまったという難事件解決に挑むという作品。
漱石とホームズは同じ時代の人なのですか?

山本巧次 『八丁堀のおゆう 1~5』
家の押し入れの奥の階段を上っていくと、なんとそこは江戸。
タイムマシンなんか入りません。
アラサー元OLの関口優佳は祖母から相続した家に秘密があったことに気づき、東京と江戸で二重生活を送ることにします。
東京では今までの蓄えを食い潰す生活を送り、江戸では同心の伝次郎の岡っ引きとして働らいていきます。
東京の男友達にこっそり鑑定なんかしてもらい、辻褄を合わせるところなんかずるいですが。
いつ優佳の身元がバレるのかしら?

内藤了 『COVER 東京駅おもてうら交番・堀江恵平』
2作目。
警官の卵の堀江恵平は交番研修から鑑識研修になりました。
初めての現場はラブホで、部屋の中には身体の一部を切り取られた女性の遺体。
何故かまた青年刑事・平野と組むことに・・・。
脇役の靴磨きのペイさんや焼き鳥屋の大将のダミさん、ホームレスのメリーさんなど脇役がいいです。

青木祐子 『これは経費では落ちません!~経理の森若さん~ 1~6』
石鹸会社・天天コーポレーションで経理の仕事をやっている森若沙名子。
経理部に持ち込まれる様々な領収書から、社内の疑惑や人間関係を解いていきます。
自分のペースでお仕事と私生活を送ろうとする森若さんですが、ペーズを乱す奴が現れ・・・。

青木祐子 『風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室』
森若さんと同期の友人、入浴剤開発員の鏡美月と研究室受付嬢の砂川ゆいみのお話。
入浴剤って色々と考えて作られているのですね。

お勧めは青木さんの本です。
ドラマも評判いいんじゃなかったっけ?
私的にはドラマは見ていませんが、多部さんはイメージではないですけど(笑)。

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