今週読んだ本+まんが2019/09/28



ママは腰が痛いのでお家にいます。
パパは仕方なく、犬のお散歩に行きます。

弟は外では絶対に吠えないのに、家ではワンワンうるさいです。
彼なりの自己主張ですかね。

さて、今週読んだ本の紹介です。


原田ひ香 『ランチ酒』
私はお酒がちょびっとしか飲めないのですが、飲めたらいいな、といつも思っています。
飲む人はランチにビールなんて最高なんでしょうね。

この本の主人公、犬森祥子は訳あり女性です。
何故、ランチに酒なのか。
彼女は「見守り屋」という仕事をしています。
主に仕事は夜中で、一睡もせずに人やペットなどを見守るのです。
仕事の後の楽しみは、ランチとお酒。
一人の家に帰って寝るばかりですが、あることを忘れるために飲み過ぎてしまうようです。
お客と同じように祥子も孤独を抱えて生きているのです。

出てくるお店はみな誰でも通えるようなお店です。
本当にあるお店なのかどうかはわかりません。
私の住んでいる家の側が出てきたら探してみますわ。
とにかく美味しいランチが食べたくなる本です。

高殿円 『上流階級 富久丸百貨店外商部』
    『上流階級 富久丸百貨店外商部 2』
高校を出てからお菓子の専門学校へ行き、友人の店の営業兼企画をしていた時にスカウトされて百貨店の洋菓子部門の契約社員をやり、企画が成功したため社員に昇格した鮫島静緒。
そういう苦労人の彼女が、外商部に配属になります。
というのも外商部のカリスマ店員が定年前に退職することになったためです。
ノルマは月1500万円なり。
今までとは違う状況に戸惑う静緒だが・・・。

外商のお客様のお金の使いっぷりにはびっくりしますが、金持ちってそんなもんなのでしょうね。
全く私の想像外です。
お一人様と同僚のゲイの二人が持つ疎外感なども描かれていて、これから二人がどうなるのかも気になります。

斉藤千輪 『ビストロ三軒亭の奇跡の宴』
「ビストロ三軒亭」シリーズの三作目(だよね・・・)。
三軒亭のソムリエが倒れ、主人公の隆一と同じギャルソンをしている正輝がソムリエの勉強をしているので、代りをすることになりました。

お客のリクエストに応える料理を作るのがコンセプトの三軒亭にやってきたお客は女性2人組。
彼女たちが頼んだのはフルーツ尽くしの料理で、何やら写真を撮ったり、メモをしたりと怪しいのです。
彼女たちは同業者なのか?

子どもたちが劇団員だというママ友の集まりが三軒亭貸し切りで行われました。
その日にアイドル・グループに入れるかどうかの連絡もあるそうです。
結果は・・・。

三軒亭に正輝の両親がやってきます。
正輝の父は医師で病院を経営しており、正輝はその跡取りとして医学部に行きましたが、動物実験が耐えきれずに中退し、ギャルソンをしていました。
未だに父親はギャルソンになることを反対しており、その日も険悪な雰囲気でした。
父親といい関係を築けるようにと隆一たちは奮闘します。

ゴッホにちなんだフレンチって食べてみたいです。

香川まさひと 『監察医 朝顔 3~30』
ドラマが評判いいとのことですが、一回も見ていません。
主人公とお父さん、上司の見かけがまんがと全く違っていますし、設定なども原作と違います。
漫画は悲惨なところもありますが、人間の死について考えさせられる内容です。

今週は美味しい食べものの本が多いですが、どれも外れがなかったです。

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